いけばなの家元が提案する、マンションやアパートの玄関にも飾る事が出来る「シンプル門松」で、あなたのお家や会社やお店に幸せを引き込みませんか。

こんにちは。
今日も移動の高速バスの中でBlogを書いている、いけばなの光風流家元 内藤正風です。

img_7890

 

昨日は「冬至」でしたね。
お昼間(太陽の出ている時間)の時間が、1年の中で一番短い日です。

太陽の出ている時間が一番短いということは、この地球上が「陰」の気に満たされてイッパイになっているという事でもあります。
そこで「陰」の中に満たされてしまったらそれで終わりかと言うと、「陰」でいっぱいになったとたんに「陰」の中に「陽」の兆し(きざし)が生まれる瞬間でもあるのです。
なのでこの瞬間の事を古来より「一陽来復(いちようらいふく)」と言われています。

今日からはお昼間の時間が少しずつ長くなってゆきます。
って事は、今日から春の準備が始まるって事でもあります。
まだまだ気温は下がってゆきますが、この地面の下など見ないところでは春に向かっての準備が着々と始まるのです。

置く場所がなくても飾れる「門松」

準備、と言いますと、皆さんはお正月の準備は進んでいますでしょうか。
先日書いたブログ「お正月には何故「松」を生けたり飾ったりするのか。」の中で松の事を取り上げましたが、みなさんは門松を飾られていますか?

そんなの玄関前に置く場所無い!って思われたあなた。
そんなものにお金なんて掛けることできないよ〜!って思われたあなた。
それは門松についてちゃんと理解されていないからそうなっちゃうのです。

そもそも門松は、新年を迎えるにあたって新しい歳神様に来て頂くための目印なんです。

前段でご案内させて頂いたブログの中でも書いたように、松は神様にお越しいただくための言うなればランドマーク(目印)なんです。

なので門松は
会社が儲かっているから経費使うのに飾ろう。。。
門松無いとお正月っぽくないし。。。。
正月には飾る決まりだから、よくわかんないけど飾ってる。。。。。
って事で飾っているものではないのです(笑)

皆さんが一般的に目にされる「門松」、あれはかなり装飾的要素がプラスされています。
例えば、
難を福に転じる「南天」。
規則正しく節を重ねてまっすぐに伸びる「竹」などなど、
確かに祝意はありますが、門松に絶対に無くてはならないものではないのです。

門松に絶対に無くてはならないもの。。。それは「松」です。
(笑)(笑)

なので、こんな門松を玄関に飾ってみてはいかがでしょうか。

IMG_8121

 

 

どうですか?
この玄関かなり立派なつくりなんですが、それでも全然存在感として負けていませんし、逆にシャレオツだと思いませんか?

シンプル門松

この門松に必要なのは、
枝松(えだまつ)1本、奉書(ほうしょ)1枚、水引(みずひき)2本、たったこれだけです。
このままマンションやアパートの玄関でも、最高にマッチします。
バッチリOKです(^^)b

IMG_8122

 

「門松」とはすなわち、玄関先に松を飾って年神様の目印にして頂くって事なんですから、これで十分役割を果たすのです。

熨斗(のし)の形に折った奉書を枝松に付けて、水引を宝結びにしてかけるだけでOKです。
あとは玄関先に掛けるか貼りつけるかすれば完成です。

ご家族の安寧や飛躍を希望される方。
会社やお店の発展を願われる方。
最近お正月っぽくないなぁって思われているあなた。
玄関の空間が無いから、門松なんてうちじゃ飾れない。って思われているあなた。
たったこれだけの事を年末にしておくだけで、とっても素敵な空間を作れますし、歳徳神もあなたのお家にちゃんと来てくださいますので、来年はあなたやご家族にとってとっても素敵な年になること間違いなしですよ!!

あっ、ちなみに、門松飾りたいけど、どうしたら良いか解らん!奉書の折り方なんて知らないよ~!水引なんて結べない~!って方には、私が作って出来上がったものをお届けすることも出来ますよ。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください