お店や会社に「お花を飾ると売り上げがあがる」という、嘘のような本当の話
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こんばんは。内藤正風です。
１１月に入ってから結構寒い日が続いていましたが、今日は中々に温かいというか、お昼間なんて暑いくらいの一日でしたね。
今日は私は神戸に所用で行って、午後からは加古川で講習会をおこなって帰ってきました。
”いけばな”は、お花を綺麗に生けるのが目的ではない
”いけばな”って聞くと、多くの人が「綺麗に生けないといけない」とか「決まりを守って生けないといけない」とかって思われるのですが、実はそんな事全くないのをご存知ですか？
そりゃまあ、綺麗なのとそうではないのとどちらが良い？って聞かれれば、綺麗なほうが良いって答えるでしょうが、綺麗いから良くてそうでないものはダメって事では決して無いのです。
では”いけばな”ってそもそも何なのかって事ですが、私は”いけばな”の定義は、「お花によって人生を豊かで楽しいものにするためのもの」だと思っています。
お花を生ける楽しみ。
お花を見て感じるやすらぎ。
お花のお稽古を通じて得られる人生やお仕事に通じる学び。
普段には知り合う事のない色んな世界から集っているお花の仲間。
お花の楽しさを伝えることで周りの人たちが笑顔になる喜び。
挙げれがきりがないのですが、今日はお仕事に役立ててくださっている例をご紹介させて頂きたいと思います。
お店にお花を飾る事で売り上げアップ
芦屋の教室でお稽古をされている、友達の”マドンナ”こと雑賀静さんは、ジーンズのブランドを立ち上げ、日本各地の百貨店においてポップアップショップを展開されています。
今現在も神戸のSOGOで年末までの約２か月間出店されているのですが、各地で出展されるときには必ずショップの一角にお花を生けて飾られています。
なぜマドンナがショップの一角にお花を生けて飾られるのか？それは、お花を生けて飾るとお店に良い効果が目に見えて起こるからなんです。
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ポップアップショップって、限られた床面積の中で商品を展示します。なので普通は少しでも沢山の商品を並べたくなると思うんです。
しかしその貴重なスペースを使ってでもお花を飾るって事は、それだけの価値があるって事なのです。
お花を飾っている事で、マドンナの会社やブランドのイメージをお客様に伝える事が出来る。
お花に興味のある方がお店に立ち寄ってきてくださる。
そういう事を通じて、結果として売り上げがアップしている。
ザックリとですが、マドンナからこんな風にお話を伺っています。
実際にポップアップショップにも伺ってきました
先日私も、神戸SOGOに出店されているお店に実際に伺ってきたのですが、出店頭書とはお花も活け替えておられてとても素敵なお店になっていました。
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毎朝どんなに忙しくても時間を作って、お水を替えたり手直しをしたりされているのですから、本当に尊敬します。
お花を飾る効果を体感している人が他にも！
そしてこの話を聞いた、友達の”オッキー”こと沖啓太郎さんも、翌日にお花屋さんに行ってお花を買ってきて生けてくださったのですが、早速に効果が表れたそうです。
こんな風に聞いたので、ちゃんとオッキーにお伝えしておきました。
「それは偶然です」と（笑）
だってたまたまお客様がお越しになられただけかもしれないんですから。
こういう事は続いて効果が確認されてこそ、本当なんだなぁ！と確証を得る事が出来ると思うのです。なのでオッキーは現在、お花の効果をテスト真っ最中なんです。
オッキー、売上アップが効果出ていたら、もうそろそろ”本当や～～～！！！”って叫んでもらったらいいですよ（笑）
騙されたと思ってやってみてください
是非ぜひ皆さんも騙されたと思ってやってみてください。（いや。騙してはいないですよ）
器が無ければコップでもグラスでもいいです。
使うお花の本数は２～３本で良いです。沢山使うから大変になっちゃうのです。
水替えを頻繁にしてあげてください。そうすれば皆さんが思われている以上にお花が長持ちします。
是非とも～～！！！！！
内藤正風PROFILE
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平成５年（1993年）、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
