明日は二十四節気の「啓蟄」になり、時候の変わり目は体調を崩しやすいので注意が必要です

ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

今日は午前中はお出かけ、午後から夜までは光風流本部いけばな教室でお稽古と、予定びっちりの1日でした。
はぁ~、疲れた。。。

明日は二十四節気の「啓蟄」

明日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。
啓蟄とは冬ごもりしていた虫が這い出して来るという意味の日になり、本格的に春に向かって暖かくなってゆく節目の日になります。
とはいえこの冬は、寒い盛りにもカメムシが飛んでいたりしていたので、暖かい冬だったんだろうなぁと思うのとともに、これ以上カメムシが出てくるのは困るなぁ・・と思っています。

時候の変わり目は、体調を崩さないように注意するときでもあります

明日の啓蟄もそうですが、時候の変わり目は体調を崩しやすい時でもあります。特に啓蟄の頃は気温の変化が暖かいを通り越して汗ばむくらいの日があったり、寒くて厚手のコートが必要だったりと激しいので、特に注意が必要な事項でもあります。
そして3月は卒業や配置転換など、身の回りの環境が大きく変化するときでもありますので、身体的にも精神的にも注意が必要な時でもあります。
なのでしっかりと休みを作るようにしたり、栄養のあるものを食べたり、ゆっくりとお風呂に浸かったりなど、身体や心の自己ケアを心掛けたほうが良いと、私は思います。

お花で心をリラックスさせてみませんか

手前みそになりますが、こういう時こそ「いけばな」がその力を発揮します。
お花をお部屋に飾ることで、心がほっこりと柔らかくなります。あるいはお花を生けている間は、ほかの事を考えずに集中できる時間として精神的なケアにもなります。お花があればその香りでリラックスすることもできます。
いけばなというと綺麗に生けないといけないと思われがちですが、決してそんなことはありません。一輪のお花と向き合う時間や、一輪のお花が視界の中にある贅沢などを、そのまま丸っと楽しんでいただければいいのです。

チューリップ、ナノハナ、モモなどなど、この時期は春を感じる素材ばかりです。
ぜひ気軽にお花を飾ってみてはいかがでしょうか。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。