場所を変えるとか日常のルーティーン通りに動くって、気持ちのONとOFFを切り替えたり集中力を高めるためにとても大切な事だと改めて思いました

こんにちは、内藤正風です。

Blogを毎日書き始めてから丸6年以上が経ちます。そんな中で分かってきたことも沢山あるのですが、そんなひとつに「いけばなネタ」のブログを書くとアクセスが減るという事。。。
なんで~~!(笑)

はい、いけばなの事を書いた昨日も一昨日もアクセスが減りました。けれど負けずに今日も「いけばな」を通じて思ったことを書きたいと思います。

オンラインで教室を開催して思ったこと

一昨日、かなりガッツリとオンラインで教室を開催しました。
その時の事についてブログも書いていますので、良かったら読んでみてくださいね。
オンライン授業を開催して皆さんにとても喜んで頂くことが出来ましたので、コースとして設定しこれからも開催してゆきます

 

朝から晩までオンラインの教室を行ない、そんな中で分かったことや、やっぱりなぁ~って確信を持ったことや、これは気を付けないといけないなぁって思ったことなど沢山あったのですが、今日はその中のひとつを紹介したいと思います。

それは、オンラインだからこそ挨拶をちゃんとしないといけないってことです。

”オン”と”オフ”のけじめや、”メリハリ”が集中力を高める

オンラインなので、回線がつながりビデオと音声が繋がったら「こんにちは。始めましょうか~」ってなると思うのです。
けれどこれ、あまりよくないなぁって感じたのです。
何が良くないのかというとメリハリが無いというかONとOFFがはっきりしていないんです。

最近のテレワークにおいても、自宅で仕事をするからこそ”○○時からは仕事をする””これで仕事は終わり”っていう境目をはっきりしたり、ベットの中でそのままパソコンとかに向き合うのじゃなくて仕事をするという気持ちの切り替えが出来るように着替えて机に向かうとかした方が良いって言われているのをよく目にします。

オンライン教室もこのメリハリをちゃんと持つことによって、指導させて頂く側も学ぶ生徒さんも気持ちが切り替わってしっかりと集中することが出来るようになると思うのです。

集中できる環境を整えることも、良いお稽古をするための秘訣

以前にお稽古に来られている皆さんとお話をしていて「家にいるとダラダラしちゃって集中してお花を生ける事が出来ないので、教室に来ると自然に集中できて良い」って話を、結構沢山の方から聞いています。
ってことは、いけばなも気持ちを入れるというか気持ちの切り替えをして集中するってことが大切なんだと思うのです。

なので先日のオンライン教室を開催するにあたって、私は日頃お稽古で使用している教室でタブレットに向き合い指導をさせて頂きました。これは生徒さんが見ている画面に映る絵面が、日頃お稽古している教室のほうがお稽古をしている気分になって頂くことが出来るのではないかと思ってそうしてみたのです。

しかし一方で生徒さんに目を向けてみると、生徒さんは自宅の一角でお花を生けオンライン授業を受けられているので、なかなか気持ちの切り替えって出来にくいんじゃないかと思うのです。
そんな事を考えると、お稽古にあたって「こんにちは、お稽古宜しくお願いいたします」と言うように挨拶をチャンとしたほうが気持ちが切り替わりやすいだろうし集中しやすいのではないかと思いますし、「今日はお稽古有難うございました」という風に終わったほうがお稽古モードからスイッチオフもしやすくなるのではないかなぁと思うのです。

オンラインでのお稽古は「手軽だから」とか「時短になるから」とかそんな事だけではなく、集中しやすい環境作りとかリラックスしてお稽古できる環境作りとか、そういう事もオンライン教室を開催し成果を上げるためにはとても大切だし、そういう事まで意識をする必要があるなぁと感じたのです。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。