ゴールデンウイークが終わったとたんに「緊急事態宣言の解除」って事をみんな言い始めたけれど、私はこれからが怖いと思うのです

こんばんは、内藤正風です。

昨日までの兵庫県公認遊び人から無事に解かれました。
とはいっても、規模の大きな教室は開催することが出来ませんし、公共の会場も貸し出しが止まっているのでそういう場所でしている教室も開催することが出来ません。文化センターの教室も休校になっているので開催することが出来ません。
もちろん不特定多数が集まるようなイベントも開催することは出来ませんから、相変わらず遊び人状態なのは変わりないんですけどね。。。
兵庫県公認遊び人から非公認遊び人に(泣)

自粛要請から一転して自粛解除のニュースを目にするようになってきました

ゴールデンウイークが終わったとたんに、緊急事態宣言の解除や自粛の解除という事についてアチラコチラで言われるようになりました。
自粛とかを言い始めてから1カ月以上たちますから、もうギリギリになっている業種や会社や商店など沢山おられます。その意味では1日も早く自粛が解除されるのを皆さん待ち望んでいることと思います。
そんな中、色んなニュースで色んな専門家の方が色々な考えを言われています。

これ以上自粛が続いたら日本の経済が持たない。
外出禁止を解き始めた国が出て来た。
自粛疲れでこれ以上の自粛の継続は逆効果だ。
地域を部分的に自粛解除してゆくことも考えられる。
独自の基準で判断し自粛を解除する。
などなど挙げればきりがないのでもうやめときますけれど、これまでと一転して自粛解除ありきみたいな考えが一気に目につきようになってきました。

私も1日も早く新型コロナウイルスの危険性が少なくなって、自粛が解除されることを切に願っています。
けれど私思うのです。今の日本って”新コロ”の危険性が少なくなったんでしょうか。。。

自粛の解除ってもの凄く危険なリスクをはらんでいると思うのです

たしか日本は感染者数を抑えながら医療崩壊をはじめ色々なものがマヒしてしまわないようにする方策をとっているんじゃなかったんでしたっけ。。
いま日本の感染者数が減ってきているのは、外出を自粛することで感染が広がらないようにしているんじゃなかったでしたっけ。。。
ってことは”新コロ”に感染して抗体を持った人が一定の割合を超えたことによって感染者が減っているのではないので、感染する可能性がある人が町にはいっぱいいるんじゃないのでしょうか。。。。
そんな中でみんなが自由に動き始めたら、北海道の様に感染者数がまた増えて感染者拡大の第2波が来ちゃうんじゃないのでしょうか。。。。。

私みたいな素人が考えるようなことは的外れなのかもしれません。
専門家の皆さんが考えて言われているのですから間違いないのでしょう。

けれど私は思うのです。
自粛の解除の仕方を間違えるともの凄く大きな感染拡大が起こって、イタリアやアメリカのような手の付けられないような状態になってしまうのではないかと。。。

慎重に慎重を期すべきだと思う光風流の講習会などの自粛解除

こんな事を考えると、私は光風流の講習会などの再開については、政府や行政が自粛解除の方針をとったとしても感染者数の増減を確認したり世の中の皆さんの考えを参考にしながら、よくよく考えて判断しないといけないなぁと思っています。
だって”いけばなの世界”ってお年寄りがとても沢山おられる世界なので、この判断を間違えちゃうと病院の院内感染が起こって年配の方が次々にお亡くなりになってしまった様なことと同じことが起こりかねない環境なのですから。
なので光風流の講習会などの自粛解除は、遅すぎるくらいのタイミングでも良いのかもしれないとも思っています。

なのでとりあえず講習会は、スマホやタブレットやパソコンをお持ちでない方には最大限の対応を考え実施しながらオンラインで開催していこうと思っています。
たしかに課題はいっぱいあります。しかしだからといって行動をせずにいたのでは何も進んでゆかないのです。
どんなに小さなことでも良いので出来る事から取り組み歩を進めてゆこうと思っています。

ええ、準備は着々と進んでいます。
光風流の皆さん、どうぞお楽しみになさってくださいね。

 

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。