光風流夏季セミナーの特別講師が決定いたしました。南極から帰ってこられたばかりの ”あの人” です!!

こんにちは。内藤正風です。

昨日仲間や先輩方と集まって話をしていて知ったのですが、今日27日までは通常通りのお仕事で明日からお休みに入って9連休という会社も多いようですね。特に製造業関連の会社はそういうところが多いようです。
ゴールデンウイーク1日目、私は普段通りの1日を過ごしています。ええ、連休なんて全く関係ありません(笑)

光風流 夏季セミナー 今年の特別講師を発表します

私共光風流では、毎年夏に「夏季セミナー」を開催しています。
この夏季セミナーっていうのは、”いけばなを核にした夏祭り” で、”いけばな”からの雑学や”いけばな”の実技、そして外部からの特別講師による特別講座などを行います。

そんな「夏季セミナー」の今年の特別講師が、いよいよ決定いたしました~!!

決定しました~って言っていますが、実は一昨年には既に依頼をさせて頂き仮決定はしていたのです。ただあまりにも先の話なので、もっと近づいてから最終的な決定しましょうっていう事になっていたのです。

それでは発表いたします。
今回開催する夏季セミナーの特別講師は「鯉田淳(こいだじゅん)」さんです!!

。。。。。
。。。

あっ、スミマセン。
知る人ぞ知る。知ってる人は知っているけれど知らない人は全く知らないですよね。
(笑)

鯉田さんはどういう方かというと、一言でいうならば南極のプロ!なんです。いや、プロって言葉ではまだまだ甘いなぁ。。南極のマニア!!!です。

鯉田淳さん

そんな鯉田さんとの初めての出会いは、2016年の3月に地元の団体で講演をお願いさせていただいたときに遡ります。
そしてその時にたまたま懇親会で隣の席になり、酒を飲みながら色んなお話をさせて頂いたり、”ピー”に溢れた南極裏物語を聞かせて頂いたりして、そこから飲みに行ったりバーベキューをしたりと仲良くしていただいています。

この写真が初めての出会いの時です。南極で使われていた防寒着を着せてもらいヘルメットもかぶって喜んでいる私を横から見て苦笑いされているのが鯉田さんです。

ちなみにこの鯉田さん、これまでに日本南極地域観測隊で4回南極に行かれていて、夏隊1回、越冬隊3回という凄まじいというか強烈な経歴の方なんです。
”プロ”という言葉では軽すぎて、私の中では最大の尊敬を込めて「南極マニア」という尊称しか思い浮かばないです。

南極観測隊って皆さんよく目や耳にされますよね。昭和基地も目や耳にされますよね。ところでその内容ってご存知ですか。
私も鯉田さんと知り合うまで、ほとんどその内容は知りませんでした。

 

南極にはペンギンはいるけれどシロクマはいないとか、南極には3000m級の山があるとか、そんな基礎的なことから鯉田さんに教えてもらったのです。
そしてこの南極観測隊の中でも越冬隊って期間は約1年半なんです。その間、体調を崩そうと親が亡くなろうと帰国は許されません。ええ、かなりの覚悟をもっていないと出来ることではありません。

けれどそれほどまでしてでも、そして何度も行きたくなるほどの魅力が南極にはあるそうなんです。
ちなみに鯉田さんは、今年の9月から夏隊で来年の3月までまたまた南極に行かれるそうなんです。
って、ついこの間の4月頭に帰国してこられたばっかりなのに~。

今回の夏季セミナーでは、来られた皆さんに日頃できない経験をしていただきます

光風流の夏季セミナーでは、そんな鯉田さんについ先日まで行かれていた南極やこれまでの南極での体験のお話をガッツリとしていただく予定にしています。
テレビやラジオではほとんど目や耳にすることのない情報です。

そして南極で鯉田さんが使われていた、ー70度使用の防寒着や靴もお持ちいただく予定にしています。これもすごいですよ。手にしたり羽織ってみたりしてくださいね。

南極の氷もお持ちいただく予定にもしています。南極の氷は水が凍ったものではなく雪が降り積もり自らの重みで固まり氷になっているので、何千年前の空気がその中には含まれているのです。なので氷が解けるときに”プチップチッ”って音がして何千年前の空気が出てくるのが分かるのです。

お越しになられた人にしかできない経験ですよ。これから案内のフライヤーなども作りますので、どうぞお楽しみになさってくださいね。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。