選抜作家いけばな展(2024)に出展した、光風流の作品を紹介します。
ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
今日も暑いですね~!暑さでボケているのかもともとボケているのかわかりませんが、ウッカリすっかり完全に今日まで忘れていました。
先月の6月15日(土)~16日(日)の両日、兵庫県公館において開催した「選抜作家いけばな展」の光風流が展示した作品の写真が出来上がってきているのを、そのまますっかり忘れてしまっていたのです。
という事で今日のブログでは、選抜作家いけばな展の光風流出展作品3点をご紹介させて頂きます。
藤本和甫の作品
青色と白色の取り合わせは、私たちに清涼感を感じさせてくれます。そんな色の取り合わせとガラスの透明感が組み合わさり、アジサイの周辺に配されたビーズが雨を連想させてくれます。
この時期ならでは作品になっています。
花材・・・カラー(白色)、アジサイ(青色)、フレボディウム・ダバナ(葉物)、ビーズ
花器・・・ガラス製変形壺、ガラス製小型変形水盤
敷板・・・光風流組合せ花台
副家元 内藤貴風の作品
水盤にお花を生けるときには足元を隠すのが定石ですが、あえて足元を見せるようにして清涼感を表現した作品です。
空間にピンクや紫色のお花が浮かんでいるかのような錯覚を覚える浮遊感も相まって、リズミカルな印象に仕上がっています。
花材・・・ニシキギ(銀色着色)、アジサイ(ピンク色)、ギガンジューム(紫色)
花器・・・陶器製広口水盤
家元 内藤正風の作品
こちらは私の作品になりますが、この作品の説明や見どころポイントは、すでに過日、私のブログで動画なども使ってご紹介させていただきましたので、下の青い文字の部分をクリックしてご覧いただければ幸いです。
選抜作家いけばな展(2024)に出展した、内藤正風の作品を動画でお楽しみください
花材・・・スモークツリー、着色ミツマタ、ヘリコニア、バラ、アーテチョーク、ナツハゼ
花器・・・ガラス製球体壺
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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