選抜作家いけばな展(2018)に出展した、光風流の作品を紹介します。
こんばんは。内藤正風です。
今日は朝から兵庫県いけばな協会の理事会、幹事会、打ち合わせ会議と会議三昧のあとに、光風流本部いけばな教室に戻ってきてお稽古を行っています。
さて今月の頭、6月2日~3日の両日、兵庫県公館において「選抜作家いけばな展」を開催いたしましたが、その時の光風流の出展作品を今日は紹介させて頂きます。
藤本和甫の作品
カエデを主材にした盛花です。初夏は新緑が一番際立つシーズンで、水盤のブルーと新緑のカエデを取り合わせる事で水辺の景を連想し、清涼感を感じられる作品になっています。
花材・・・カエデ、ユキノシタ、ミスカンサス、ヒメヒオウギ、テンモンドウ
花器・・・船形水盤組合せ
花台・・・組合せ花台
副家元 内藤貴風の作品
ザクロ一色で”生花”という様式に生け上げた作品です。
ザクロの花ってとっても面白いんです。下の写真をご覧になって何かを連想しませんか?
私は子供の頃からこのお花を見るたびに「タコさんウインナーみたいだなぁ」ってずーっと思っていて、ザクロと言う名前を知る前から”タコさんウインナーの木”って子どもの頃は思っていました(笑)
花材・・・ザクロ
花器・・・陶器製水盤
花台・・・組合せ花台
家元 内藤正風の作品
銀色に着色したカラタチとナツハゼを対比させることで新緑の瑞々しさや柔らか味を引き出し、薄い色のお花を取り合わせる事で清涼感が引き立つようにした作品です。
中央席ですので、四方どこから見てもご覧いただくことができるように仕上げてあります。
花材・・・カラタチ、ナツハゼ、アジサイ、トルコキキョウ、ヒマワリ
花器・・・ガラス製丸型壺
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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