今日は「立春」です。季節としての1年が始まる日 ですので気持ちも新たにスタートを切りましょう
こんにちは、内藤正風です。
今日は立春、今日から新しい年になります。
。。。。。??
って思われたあなた、正しい反応です(笑)
「立春」って言っても祝祭日ではありません。この「立春」というのは国民の祝日で決められているような日ではなく、「二十四節気(にじゅうしせっき)」という1年を24に分けて季節を表す「雑節」と呼ばれるものの1つになります。
二十四節気ってなに?
「季節なんてわかっているよ。。温かくなってきたら春やんか~」って言われる方もありそうですが、ここでいう二十四節気と言うのは気温とかで決められたものではなく、1年間の太陽の動きを24等分して導き出されているものになります。
この二十四節気は、1年を12(12か月)で区切ったのでは大雑把すぎて季節の移り変わりに対応しきれるものではありません。なのでこの12か月をもう少し細分化し、そのそれぞれに季節感を象徴する名称をつけられたものが「二十四節気」というものなのです。
この二十四節気の一番最初のはじまりが「立春」になり、この暦的には今日から1年が始まるので、このBlogの一番最初で「今日から新しい年ですね」と言ったのです。
ちなみにこの立春から新しい年が始まるっていう考え方は決して珍しいものではなく、今も色々なところで行われています。
例えば「鬼門除けのお札」は、立春から新しいものに架け替えます。
あるいは、「厄年」は立春から厄年に入り、翌年の節分(立春の前日)に厄が明けると言われています。
新しい年の始まりは大きく分けると3つあります
この様に1年の考え方は、大きく分けると3通りあります。
●太陽暦(グレゴリオ暦)による新年(1月1日)
これは太陽の動きによる1年の始まりになります。
●太陽太陰暦(旧暦)による新年(旧正月)
これは月の動きによる1年の始まりで、日にちは毎年変わります。
●二十四節気による新年(立春)
これは太陽の動きを24に分けた季節による1年の始まりで、近年は2月4日が多いですが、2月3日になる年もあります。(たま~に2月5日って年もあります)
立春に何をしますか
とはいえ、「立春」に何かをすると言われる方は少ないと思います。
私も今日は特別な事と言えば、鬼門除け札を新しいものに変えたくらいでしょうか。
けれど今日が春の始まりであり今日から季節のうえでは1年が始まると思うと、なんとなく背筋が伸びるような気がします。
それに今年は私は還暦になる年ですので、今日から厄年という事になります。
ま、とりあえず、1年間ゆるゆると過ごしてゆきたいと思います。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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