船舶免許の更新講習を受けながら思った、有益で楽しめる時間を過ごさないとモッタイナイなあという事

免許更新講習って、事務的なものが多いですよね
限りある時間ならば、内容が濃く有益なほうが良いに決まっています

ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

先日、船舶免許の更新に行ってきました。こうみえて私、お船に乗れるんです。ええ、いつでも海外逃亡できます。（笑）

船舶免許、正確にいうと「小型船舶操縦免許」は５年に１度更新することが義務付けられていて、前回の更新からもうはや５年もたつのかと思うと、時の流れの速さを感じます。

更新講習自体は、視力検査をはじめとする身体検査と約１時間の座学で完了する程度のもので、とても簡単なもので、皆さんの身近で言うならば自動車の免許証の更新講習と同じような感じだと思っていただければ良いと思います。

免許更新講習って、事務的なものが多いですよね

車の運転免許証もそうですが、こういう免許の更新ってムッチャ事務的ですよね。まあ ”お役所仕事だから” と言ってしまえばそうなんですが、始まったとたんに睡魔全開な内容なんです。

わかりますよ、事故が起こらないようにしないといけない。そして前回の免許更新以降の法令の変更箇所などをシッカリと伝えなければならないというのは。けれど折角の更新なんですから、もっと記憶に残るというか、なるほどーという気付きに結びつかなくても、せめて「面白かったなぁー」でもいいですから、”受けて良かったな” って気持ちを持って帰ってもらえるようにしたらいいのに、勿体ないなぁって、こういう更新のたぐいの講習を受けるといつも思います。

とはいえ、他の受講された皆さんはそんなこと思われていないかもしれないですね。ゆっくり眠らせてくれて、少しでも短時間で終わればいいよー、なんて人のほうが多いかもしれません。（笑）

限りある時間ならば、内容が濃く有益なほうが良いに決まっています

私がこんな視点で見てしまうのも、日頃仕事柄、教室とか講習とかを開催しているので、そんな風な視点で見てしまうのでしょうね。
そしてもう１つ最近思うことが有ります。それは、年いったから余計にそんな事を感じるようになったのだと思うのですが、時間って有限なんですよね。無限にあるものじゃない。
なので楽しめる時間の過ごし方をしたいなぁと思うのです。

人は限られた時間の中を生きているんです。オギャーって生まれた瞬間から死に向かって真っすぐに突き進んで行っている。
もちろん人によってその長さは違いますよ。２０年の人もあれば１００年の人もある。しかし有限だというのは全ての人に共通しているのです。

そんな中で同じ時間を過ごすのであれば、有益な時間を過ごしたいなあと思いますし楽しめる時間の過ごし方をしたいなぁと心の底から思います。
同じ寝るのなら、ゆったりと良い睡眠をとりたいと思います。
食事も、私がこれまでに知らない美味しいものや珍しいものも楽しみたいと思います。
仕事も楽しみながら充実した時間を送りたいと思います。
そしてこれは自分の事だけではなく、私の周りにいる友達や仲間、光風流で学ぶ皆さんにも、有益な時間を過ごして頂きたいと思うのです。

という事で今回の更新講習会でも、私が行なう講習会や教室では、お越しくださった皆さんに１つだけでもいいから気付きを持って帰って頂く事が出来るように、そしてクスッとだけでもいいのでニッコリして帰って頂ける様に今以上にしていきたいなぁと、改めて思う機会になりました。

内藤正風PROFILE

内藤正風

平成５年（1993年）、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。