新店オープンに伺って改めて思った「阿保(馬鹿?下手?)の考え休むに似たり」という言葉と、行動することの大切さ

こんばんは。内藤正風です。今日はゴールデンな連休の3日目です。
そんな今日は、令和を目前にした平成最後の昭和の日という、なんか解ったような解らないような、特別なような特別でもないような祝日でしたね。(笑)

心斎橋筋商店街に新店オープンのお祝いに行ってきました

昨日は大阪の心斎橋筋商店街に、お店のオープンのお祝いに伺ってきました。

このお店は、私ども光風流の師範の先生が開催されている教室にお稽古に来られている山口蓉さんが経営に携わられていて、オープンに是非とも来てほしいという事で伺ってきました。

って言っても、普通は光風流の師範の先生が各地で開催されている教室にお稽古に来られている生徒さんと私が直接に関わる事って少ないのですが、山口蓉さんとはお花のお稽古を始められる前から通訳でお世話になったり、また昨年の中国支部いけばな展開催のための訪中にもご参加くださったりと日頃から交流がありましたので、今回のお話になったのです。

新しいものが生みだされるときの”パワー”と”活気”って、そこにいるだけでテンションが上がります

開店とかってそこにいるだけでテンションが上がりますよね。あの空気感とか活気って独特のものがあり、私は大好きな空気感です。

ちなみに開店の少し前に伺ってお店の中でうろうろしていましたら、オープンイベントのテープカットも、なぜか店内から見ているというよく解らない状態からスタートしました。(苦笑)

新しいものが生み出されるときのパワーって凄いものがあると思います。これは”いけばな展”の時に作品を会場で生けて作る「生け込み」の時にその場に流れている活気や空気感と共通していると私は思うんです。
なんかそこにいるだけでテンションが上がるというか、ウキウキしてくるというか、自然と何かをしたくなってくるというか、これってすごいパワーだと思うのです。

漢方と高山植物により作られている化粧品の日本第1号店

このお店は、漢方と高山植物により作られている化粧品を扱われる店舗として、この会社が中国から日本に出店された第1号店で、世界3000店舗目(あれ300店舗目だったかな?)でもあるそうです。

化粧品の事は、オッサンの私にはよくわからないですが、いただいた化粧水を髭剃り後にアフターシェーブローションの代わりに使ってみましたが、ほのかに香る自然な匂いと髭剃り後の肌に沁みたりすることもなく肌が落ち着くので、「コレいいんじゃない??」と感じています。
まあ、日頃化粧品に縁のないオッサンの感想ですから、適当に聞き流していて下さいね。(笑)

オープニングパーティーでの祝辞も喜んで頂きました

お店のテープカットでお祝いさせていただいた後には、このお店に関係する日中双方の皆さんが参加して開催されたオープニングパーティーで来賓として祝辞を述べさせていただきました。

さっきも書いたように、化粧品の事なんてマルッきりわからないオッサンなので、化粧品の事について語ることはできませんし、いけばなはしていても漢方の専門家ではありませんのでそんなことも語ることはできないので、中国の高山植物の事や私が使ってみて感じたこと等、いけばなをしている私から見て思ったことや感じたことなどをお話しさせていただきました。
お陰様でというか、なぜか、そんな私の祝辞を気に入っていただけたらしく、祝辞の原稿が欲しいと後からご依頼もいただき、とにかく喜んで頂くことが出来てよかったなぁと思っています。

「阿保(バカ?下手?)の考え休むに似たり」

いや~昨日のオープニングにお招きいただいたことで、改めて中国の方の行動力や即断即決など痛感いたしましたし、これまで知らなかった色々な人とお出会いさせて頂きご縁をいただくことが出来ました。

やっぱり人って、まずは自分が動かないとだめですよね。
自ら動くからこれまで知らなかった世界を見ることが出来たり、新しい出会いを得ることも出来るし、学びやヒントを得る機会になるんです。

「阿保(バカ?下手?)の考え休むに似たり」っていう言葉もあるくらいなんですから、私のようなアホは、とにかくまずは行動ありきなんだと思います。
ってか世の中に賢い人なんてごく一握りだけだと私は思っています。大半の「自分は賢い」なんて思っている人間は”自称賢い”ってだけなんですよね。

だからこそ動けば何か結果が出るんです。そしてその結果に合わせて次の行動を起こせばいいんですよね。
そんなことを改めて思う機会になった1日でした。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。