お花をお部屋に飾ることで生まれる「陽」の効果と「陰」の影響について

こんにちは、内藤正風です。

2日前から久しぶりに腰痛になっています。
動けなくなるほどの腰痛ではありませんが、しばらく座っていると立ち上がった時に一旦しっかりと腰を伸ばさないと、おじいちゃん歩きになっちゃいます。(笑)
まあ、日にち薬だとは思うので、シップを貼って用心したいと思います。

お花はお部屋を飾るだけの存在ではありません

皆さんは「いけばな」というか「お花」をお部屋に飾る効果ってどんなふうに感じられていますでしょうか。
お部屋が綺麗になる。
華やかになる。
格調高い雰囲気になる。
歳時の雰囲気を醸し出す事が出来る。
などなど色々なことがあります。

その様な中で昔から言われている効果の1つに、お花をはじめとする植物は「陰」の気を吸い込み、「陽」の気に変えてくれると言う事があります。 

生き生きとした植物は「良い気」を出してくれます

生き生きとした植物には、その空間にある「陰の気」、すなわち悪い空気や悪い気、悪い運気を吸い込んで、「陽の気」、すなわち良い空気や良い気、良い運気に変えてくれると言われています。
すなわち悪い空気の代表的なものは二酸化炭素が挙げられますし、良い空気の代表は酸素が挙げられるように、植物が光合成で二酸化炭素を吸って酸素を出すように悪い気も植物が吸い取ってくれ良い気でその空間を満たしてくれるのです。

しかし逆に傷んだお花などを置いていると、その空間が「陰の気」に満たされてしまうので、注意する必要があります。
これは「気」とかで説明してもわかりにくいので言い方を替えますと、綺麗なお花を見た時と枯れたお花を見た時では、どちらが元気が出ますか?どちらが癒されますか?ってことで考えて頂けるとわかりやすいのではないかと思います。

人間は空間の「気」に大きく左右される生き物です

皆さんご自宅や会社などに飾っておられる植物はどんな感じですか。
もし会社やご自宅に、傷みかけたお花や植木があるようでしたら早々に手入れをしてあげてください。
植木ならば傷んでいるところは切り取って手入れをしてあげてください。お花を生けて飾られているのなら、傷んだり弱っているところを抜いたり交換して手直しをしてあげてください。あっ、水替えもしてあげてくださいね。

人間は空間の気に大きく左右される生き物です。
陰気な空間では「陰」の気に左右され、「陽」の気に溢れているところでは、様々なことが良い方向に向かってゆくようになります。
景色の良い空間にいれば癒されますし、ごちゃごちゃとした人ごみにいると疲れてきちゃいます。
当然と言えば当然ですよね。

だからこそ私は皆さんに、お家に1輪のお花がある効果を知っていただきたいと思っていますし、是非とも実践して頂きたいと思っています。
騙されたと思って(騙していないですよ(笑))、是非、身の回りにお花を飾ってみてください。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。