人と競う思考が基準にあると心の安寧を得る事が出来ないのであって、自分と向き合えば幸せを得る事が出来るという事を、いけばなでは身をもって知っていただけます
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ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
今日は朝から会議で出掛け、夕刻からは光風流本部いけばな教室において教室を開催し21時に終了したのですが、そんな中、お稽古にお越しになられている方が、自分の作品を良くするために一生懸命に取り組まれている姿を拝見しながら、「人と比べる事を基準とする事の無意味さ」という事を改めて感じる機会になったので、そんな事についてブログを書きたいと思います。
人と比べていては、幸せになる事が出来ません
自分の人生を「もっと良くしたい」と思っておられる方は多いと思います。ちなみにその良くしたいというのは、どんな風に良くしたいと思っておられますでしょうか。
他の人よりも大きな家に住みたい。隣のお家より良い車に乗りたい。そんな風に考えられている方は、一生幸せになれないと思います。だってその基準が自己ではなく他者に向いてしまっているからです。
なぜ人を基準にしている限り安寧は訪れないのか
切磋琢磨するという事は、とても大切です。しかし、この切磋琢磨の基準を他者に置いた時点で不幸が始まるのです。
例えば100m走の選手で考えてみましょう。世界1位は1人しかいません。2位以下はその他大勢なのです。なので2位以下の人は常に上を見てもがき苦しまなければならないのです。そして1位の人は安穏としていられるのかというとそうではありません。次々に出てくる強者に追い抜かれることに恐怖し、もがき苦しみ続けなければならないのです。
つまり他者を基準にしている限り、この中から逃れることはできないのです。
勝負事の世界で生きておられる皆さんをご覧ください。引退されたら、男性も女性もとても素敵な表情になられますよね。その一事からだけでも、他者基準で生きておられる現役時代の大変さが想像できると思います。
自分をレベルアップさせながら豊かな人生を送るために必要なたった一つの事
では切磋琢磨している中で、幸せを得る事はできないのかというと、そんな事はありません。視点を変えればいいんです。人に基準を置いたものの考え方ではなく、自分に基準を置いたものの考え方をすればよいのです。
つまり、昨日の自分よりも今日の自分が、1mmでも進歩進化成長していく事を考えればいいのです。
いけばなは自分と向き合う事が、成長の一歩です
いけばなは、終わりのない楽しみが待っている世界です。レベルアップを求める方にはいくらでもその欲求を満たす事が出来る奥深さがあります。
なぜそのような広大かつ深淵な世界がいけばなには有るのかというと、いけばなのレベルアップは、人と比べるのではなく、自分の中での成長だからです。
前回のお稽古の時には分からなかったバランスが分かる様になった。前回のお稽古の時は先生に助けてもらったことが、今回は自分一人でできた。という事だからなのです。
自分と向き合うからこそ、充実した人生を送る事が出来るのです
いけばなは誰かと競うものではありません。自分の中での成長を求めるものです。
昨日の自分よりも今日の自分は、1mmでも成長出来ているのか。前回のいけばな展の時よりも今回のいけばな展の方が、新しい事に挑戦したり良い作品を作る事が出来ているのか。それだけなのです。
そのために必要なのは、毎日毎日の小さな小さな取り組みの継続だけなのです。
植物の種なんてムッチャ小さいですが、双葉を出し本葉が出て、日々の成長は小さくてもそれを積み重ねて大きくなっていくのです。
あなたもとにかく、小さな一歩を踏み出してみませんか。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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