人と人の絆の強さって、実は3つの要素の掛け算なのだと思います。

こんばんは。内藤正風です。

4月に光風流の皆さんと訪中するのですが、その時に一緒に行ってくださる皆さんへの旅行説明会を今日のお昼に開催しました。

旅行説明会ですよ。遊んでるんじゃないですよ。
なんでだろうー。私が写真撮るといつも遊んでるようにしか見えなくなっちゃうのは。(笑)

海外旅行は友達と仲良くなる最高の機会です

海外旅行って人と人の距離感が近くなるのに最高の機会だと思うのです。
海外と言う日常とは違う異質な、そして言うなればアウェイな空間で、一緒に同じ体験をしたり同じ時間や空間を共有するって、あっと言う間に仲良くなっちゃいます。

言葉が通じない、自分が日頃慣れ親しんでいる環境ではない、価値観もまるっきり違う、なんなら法律も違うってなると、一緒に行っている仲間と色んな事を相談したりお互いに助け合ったり、お互いに相手を思いやったりするように自然になってゆきますよね。
同じ旅行でも国内旅行ではこうはならないです。

人と人の絆の強さを測る計算式

私は人と人の絆は、「一緒に過ごした時間×一緒にいた回数×共通の体験」によって、深くそして強くなってゆくのだと思っています。
一緒に過した時間が8時間の場合、喫茶店で8時間を一緒に過ごした1回よりも、喫茶店で4時間と食事で4時間の2回を過したほうが絆は深くなります。それは一緒に過ごした時間は同じになりますが、共通の体験の部分が”喫茶店”と”食事”と言う2回になるので繋がりが強くなるのです。

そしてこの公式に「海外」と言う要素が加わると、この3つの要素それぞれにターボがかかるのです。
「一緒に過ごした時間」もお茶を飲みながら過ごした8時間と、ググったりしながら観光をしたり買い物をした8時間とでは、お互いに向き合っている気持ちの強さが全然違いますよね。
しっかりと相手と向き合いながら1日目2日目3日目と回数を重ねれば、「一緒にいた時間」も「回数」も「共通の体験」も全てが2倍3倍のターボ状態になっていくのですから、そりゃあ一気に相手を知ることが出来ますし仲良くなれちゃいますよね。

”いけばな”をキーワードにして海外に行くと一気に仲良くなります

今回の訪中では、現地でいけばな展に作品を展示したり体験教室を行ったりなどしますので、単なる観光ではなく”光風流のいけばな”を核とした交流がメインになります。なので参加してくださるメンバーの皆さんには、かなり濃い数日を過ごして頂く事になります。
この数日の事を先ほどの計算式に当てはめて考えたら、凄い数字で表されるんだろうなと思います。

人と人は繋がりが全てだと思います。この繋がりっていろんな要素がそこには存在しています。だって繋がりを置き換えて表す事が出来る言葉が色々あるのをみてもお解りいただけると思います。
関係。友情。信頼。絆。愛。など

今回の訪中では、一緒に行ってくださる皆さんにとって一生の宝物になる記憶と、一生の財産になる友情を持っていただく事が出来るようにしたいと思っています。
って事で、今日も楽しかったなぁーー!!!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。