「旧正月」って折角のおめでたい機会なのですから、「節分や立春」の様にイベントにして楽しんぢゃいませんか。

こんばんは。内藤正風です。

今日は「旧正月」ですね。
って言っても今の我々には旧正月ってあんまり日常の中で関係ないですよね。
神戸とか横浜や長崎のように中華街がある地域は”春節祭”が行われているので、チョットお祭りっぽい雰囲気があるでしょうけどねぇ。。。

私の神戸の教室は元町に有るので、毎年旧正月が近づいてくると南京町の周りは”春節祭”で賑わってきます。
日曜日に講習会とか行っていると中国の獅子舞が商店街を練り歩いているところを見かけることもあり、あのパワーはと活気は見ているだけで気分がとても盛り上がってきます。
って言っても私は春節祭に南京町に行くことはホボホボ無いのですが。。。(笑)

「旧正月」というのは、旧暦の正月の事です。

「旧正月」というのは旧暦におけるお正月の事をいいます。この旧暦というのは昔日本において使われていた暦の事で、月の動きをもとにした暦(太陽太陰暦・太陰暦)の事を言います。この旧暦は中国やモンゴルやベトナムやユダヤなどでも昔使われており、今も色々なところでその名残があります。

日本も昔はこの旧暦を基準にして生活をしていたのですが、明治維新以降に西欧列強と肩を並べることを1番に考えていた政府は世界基準になっている太陽暦を使おう!という事で、旧暦は使わなくなってしまったのです。

ちなみに今の日本で使われているカレンダーは、太陽の動きを元にして作られた太陽暦(グレゴリオ暦)が基準になっているもので、世界の中で一番たくさんの国が基準として使っている暦と思ってもらえればいいかと思います。

旧暦では旧正月の日付は毎年変わります。今年は2月16日ですが、去年は1月28日でしたし一昨年は2月8日でした。もうまるっきり年によって違う日になるのです。

旧正月を楽しむ

グダグダ書きましたが、折角の「旧正月」なのですからイベントにして楽しまないとモッタイナイですよねー。

神戸の南京町や横浜の中華街では”春節祭”が開催されていますし、長崎ではこの時期に”ランタンフェスティバル”が開催されたりしています。皆さんも旧正月には南京町や中華街、ランタンフェスティバルにお出掛けしてみるのも楽しいんじゃないでしょうか。

いやぁーお出掛けはチョットーーー。。。って方は、お家で中華料理を食べるとかだけでも楽しいと思いますよ。餃子に春巻き、酢豚にチンジャオロース、炒飯。。。結構冷凍食品とかで簡単に出来ちゃうメニューも沢山ありますし、お酒は紹興酒か白酒(ぱいちゅう)なんかを合せたら、お家でも簡単に中華三昧が出来ちゃいますよーーー。

 

折角の旧正月なのですから、ご家族やお友だちでイベントにしちゃって楽しまないとモッタイナイですよーー。
明日の土曜か明後日の日曜日に中華パーティーいかがですか。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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