活力ある組織を作るために必要なたった一つの事。”情報”は特権の人達のものではない。そんな事しているからみんなが興味を失い先細って行くのです。
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こんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。
先日から来年の光風流や私自身の計画を立てはじめています。
まだ10月やんー!って思われるかもしれませんが、何かイベントをするにしても半年前には遅くともスタートしないと、会場が思うように抑える事が出来なかったり、関係各所にお願いしてスムーズに進めて行ったりする事が出来ないからです。
イベントの中には、早いものでしたら1年以上前からスタートを切っているモノもありますよー(笑)
そう言う中で私は日頃から心がけている事があります、それは「情報は出来る限り共有する」と言うことです。
情報を誰かが占有する時代は終わった
昔は情報は、偉い人やその事柄の担当の人など一部の人が占有していました。
それは情報を知っていると言うことが、その人の価値であり、その価値を使ってグループや会社や地域、もっと言うならば世の中が回っていたからに他なりません。
しかし今はそんな時代ではないと私は感じています。
情報を一部の人間が占有することで、その組織は活力が失われてしまいます。
解りやすく言うならば、何かイベントや事業を企画して進めてゆく中で、情報を一部の人間の占有にしてしまうと、大半の人達からすると「○○さんがしてるイベント」という意識になってしまい、私には関係ないという思考になってしまうのです。
組織やグループに活力を生み出す原動力”情報の共有”
活力ある組織を作るためにはその大前提として、情報の共有が絶対に必要です。
この活力の大元は何かというと、そこにいる人が”自分が主人公”という意識をもっているかどうかだと私は考えています。
そして一人一人に”自分が主役”と言う意識を持ってもらえるようにするためには、情報の共有なくしては絶対に出来ないと思います。
ちなみに先ほどから言っている共有する情報というのは、決定事項だけではありません。
その事柄の決定していく過程の段階から、その情報を皆さんにも知ってもらう必要があります。
決定事項だけを伝えても「あぁー誰かがやっているのねーー」って感覚で捉えられてしまいます。これって他人事になってしまっていると言うことです。
情報の共有は、ひとつの事柄が出来上がってゆく過程から行う
○○をしたいと思うのですがどうしたら良いと思いますか?
今こんな計画を進めようと思っています。
あなたはどうしたら良いと思いますか?
こんな事をするのですが良いアイデアは無いですか?
〇〇さんがこんな意見をくださいました。
とにかく何でもいいですから、どんどん情報を共有してゆくことです。
私はいま光風流ではラインのグループを作って、そこに関係ある人を招待して情報の共有をしています。
なのでこのグループ内では、関係する色んな事が全て可視化されています。
それぞれの人の意見や感想、ひとつの事柄が決定事項になっていくまでの過程、段取りや準備をしている過程、そのグループに入っている人全員が共有しています。
形が出来上がりはじめたら、もっと広範囲で情報共有する事で良い結果に結びつきやすくなる
そしてここで上がってきた事柄は、出来るだけ早い段階から関係各所にも共有をしてゆきます。
たとえば、
今こんな要望が出て来ていて、形にしようと関係ある皆さんが動いてくださっています。
動いてみたのですがうまくゆかなかったので、どなたかいい方法ご存知ないですか?
誰それさんが動いてくださって、こんな風に決める事が出来ました。
ってなかんじです。
私が感じている限りでは、情報は出来る限り早い段階から共有した方が良い結果に結びついていると思います。
そしてその共有は、事柄が進行してゆく過程から共有した方が、皆さんが自分の事と思って、活力が出てくるように思います。
”情報”は特権の人達のものではありません。そんな事しているからみんなが興味を失い先細って行くのです。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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