「情報」は人の ”やる気スイッチ” を入れる起爆剤です。なので情報はどんどん流すことによって「活性化」するのです

おはようございます、内藤正風です。

世の中は情報に溢れています。
特に身近な情報を手に入れたい場合には、テレビ、ラジオ、新聞という既存のメディアよりも、Facebookやツイッターなどのほうが早かったりします。
だって私自身が車に乗っていて渋滞とかあったら、エゴサーチして情報集めていますから。

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今までだと、マスコミがつかんだ情報を私たちが知るという流れだったのが、いまではマスコミよりもネットの情報の方が沢山かつリアルタイムに流れていて、少し前では考えられないような状況になっていると思います。

そんな中で、当然私たちを取り巻く環境や私たち自身の価値観もどんどん変わってきていると思います。

 ”人のやる気” を無くさせるのはとても簡単です

私たちが生きているこの世界は、色々な組織やグループが存在することで、成立しています。
小さくは家族から、ご近所、仲良しグループや、趣味の集まり、村や町、市、県、国と言うように大小さまざまなです。
その中でよく「活力ある組織づくり」とか「やる気を引き出す」とか言われていますが、私はここに「情報」とが大きな要素として存在していると思っています。
そんな中
私は、情報には2つの側面があると思っています。それは人のやる気を引き出す側面と、人のやる気をなくす側面です。

一番わかりやすいのは、人のやる気をなくさせようと思ったら情報を与えないようにするだけで簡単にやる気をなくさせることが出来ます。

それは人間が情報を何も与えられない状態になると、その事柄について自分が当事者として携わっているという意識を持つことが出来なくなり、他の人がやっている事という認識になってしまいます。
そしてその状態が続いていくと最終的には疎外感を感じてしまい、自分とは関係ない事という状態にまでなってしまいます。

「情報」は ”人のやる気スイッチ” を起動する起爆剤です

ではやる気をやる気を持っていただけるようにしようと思ったら、どうしたらいいのでしょう。答えは簡単ですね、この逆のことをすればよいという事です。
適切な場所に情報を適時届くようにする。なんならチョッとくらい関係ないような情報でもどんどん目や耳に入るようにすればよいという事です。

よく「やる気スイッチ」と言われますが、やる気スイッチが入るきっかけになる起爆剤が「情報」であり、自分が当事者だという気持ちを持ってもらったり、他の人に率先して行動して頂けるようになってもらう為には、情報の共有が必要になるのです。

情報はどんどん流すことによって活性化するのです

情報は水と同じです。それはどういうことかというと、水は流れが無くなり淀むと傷んでしまいます。
情報も全く同じです。情報を流す道作りをしっかりと行ない、その上で何かが原因で流れが途中で止まったり、流れが全然違う方向に行ってしまったりしていないかを常に注意し続ける事が大切なのです。

情報は自分の手元にとどめようとせずにドンドン流すことです。情報を流すからこそ新しい情報が手元に入ってくるのですし、その出し入れが活発になればなるほど活性化してゆくことにつながるのです。

「活力ある組織づくり」や「やる気を引き出す」ためには、まずスタートはここからではないかと私は思います。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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