会議室で真面目な顔して生み出された企画に、良い企画は無い!魅力的な企画の生み出し方。

こんばんは。
今日は光風流本部いけばな教室の玄関の前に置いていた観葉植物の鉢植えをエントランスに入れて、鉢植えは寒さ対策を完了した、いけばなの光風流家元 内藤正風です。

 

この時期って昼間は結構暑いんですが朝晩は結構寒いっていう気温の差が激しいシーズンなので、体調を崩される人が多く、教室も体調不良で急遽お休みされる方が多いシーズンでもあります。

朝晩の寒さを感じる季節になると、翌年の計画を考えるシーズンになります

毎年この時期になると、光風流や私の来年の計画を立てはじめるシーズンになります。
今日も光風流の役員の先生が3人、来年の事業計画の相談にお越しくださいました。
そんな中で、私がいつも役員の先生方にお話する事があります。
それは、

「企画の立案は目一杯遊びながらおこなって、企画の実行は真面目にするのが良いですよ」

ってことです。

会議室で考え出した企画に、良い企画は無い

企画って文字で書くとなんか堅苦しいですが、企画ってようするに「こんなんしたら面白いんちがう??」って事を考えるものですよね。
なのに難しいぃーー顔して机に座って”ふぅぅんんんんーー”って唸っていても、面白いものなんて浮かぶはずがないですよね。
そんなことするんだったら、仲間とご飯でも食べに行って、しょうも無い話でもウダウダ言いながら「あーでもないこうでもない」なんて言っていたほうが、面白い事は絶対に思い浮かぶと思います。

そんな突飛もないような企画をどうしたら実現できるのかを考える時には、会議室で真面目にウンウンうなったら良いと思うのです。

子供の様な無邪気な気持ちで企画を立て、その企画は自分の持てる限るの知恵と知識と力を注ぎ込んでどうしたら出来るかを考える。
目標が100であったとして、その50実現できたなら大成功ですよね。
だって元は何もない所から出来上がってきているんですから。

重要な事はイッパイあります。しかし「楽しい」が欠けては何事も魅力が無くなります

「楽しい」が無いところに人は集まらないと思います。
こんなにタメになる、こんなに役立つ、とかっていくら言っても「楽しい」が無ければ魅力が半減してしまいます。
ただここで言う「楽しい」は、「楽をする」っていう事とは違います。
「楽しい」の中には、達成感や満足感も絶対に必要ですし、その過程の中には「楽」という文字は存在していないと思います。

来年の光風流がどんな事業の展開になるのか、皆さんがどんな面白い事をやろうーーーって提案してくださるのかがムッチャ楽しみです。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。