「思い」を「行動」に移すときに一番大切なポイント、それは「小さくていいので成果の出ることから行う」ということだと思います
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こんばんは。内藤正風です。
今日は、やっと今パソコンの前に座ることができました。
朝から午前中いけばな講習会を開催して、お昼12時~13時までランチをしながら会議、午後からいけばな講習会をおこなって、その後16時~つい先ほどまで会議って。。。。。もー光風流ほんまに人使い荒いわーーーー。
(笑)
今日はそんな会議の中で改めて思ったことをブログに書きたいと思います。
それは ”「思い」を「行動」に移すときに一番大切な事、それは小さくていいので「成果の出ることから行う」べきである” ということです。
人はなぜ思ったことを継続することが出来ないのか
「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。今年は○○をやるぞーーーとかって目標を立てて物凄~~く意気込んだりします。しかしこの思いって1カ月続かないじゃないですか。ヘタしたら1月の中ごろにはもう忘れちゃっているというか無かった事になっていたりしません??(笑)
これってなぜあんなに熱く思っていたのに続かなかくなっちゃうのでしょう。。。
答えは明快です。実は成果が出ていないから続かなくなっちゃうのです。
思いや目指すものが大きすぎると続かなくなってしまう
私で一例を挙げると、「ブログを毎日書くぞー」って思って4年前から書き始めました。このとき私は4年間続けるぞーなんて全く思っていないです。「ブログをとにかく毎日書くようにしよう」とは思いましたが、それとともに「とりあえず3日坊主はシャレにならないので避けよう!!」って思ったのです。(笑)
まずは3日間毎日書いて、3日は続けたぞーーっていう成果を出したのです。そして3日続ける事が出来た時に「あと4日書いて1週間続けよう」って目標にしたのです。
そして1週間続けて書く事が出来た時に今度は「もう1週間続けれるように頑張ろう」って風にしたのです。
これって実はとても大切な事だと私は思っています。
最初から大きな目標を立ててしまうと、それを達成すること自体がストレスになっちゃうし楽しくなくなっちゃうので続かなくなってしまいます。なので小さくていいので成果を感じる事が出来る様にする事で最終的には大きな目標を達成する事が出来るようになると思うのです。
お蔭でブログは毎日書き始めてから丸4年をすぎて、もう少しで4年と1ヶ月になろうとしています。けれど今も私は毎日の積み重ねで考えています。今日もブログを書いてアップしたよ――って思い、今週も1週間続けることが出来た―って思っています。
小さくていいので成果を出すことで楽しくなる
不摂生が続いて体重が増えすぎた時にするダイエットでも私は同じように考えています。「今週1週間摂生して体重を1キロ落とそう」って。そして1週間が無事に終わったら「よかったーー、俺って出来るやん!!」って自分を褒めてあげます。そして「ではもう1週間続けよう」って感じで続けていくのです。
ブログを毎日書いて4年続けるぞーなんて思っても、目指すところが大きすぎて結果が出るまで我慢できないです。楽しくないし不安になっちゃうし、嫌になっちゃうんです。
それよりも小さな事で良いので、成果がちょくちょく出てくれた方が嬉しいし大きな動機になるのです。
趣味も、仕事も、小さな達成感を大切にするのが良いのは同じだと思う
わたしは、流派で行っている事業なども同じだと思っています。
これはとても良い事だし必要な事なんだよと言われても、目標が大きすぎると途中で「なんでこんなしんどい事しているの?」って皆さん感じちゃうと思うのです。
とにかく頑張れ!頑張っていればいつかはわからないけれど良い結果が待っているよー。なんていわれても、いつ結果が出るかわからない事をしていても楽しくもないし満足感は得られないです。けれど、小さくていいので目に見える成果がちょくちょく出るようにした方が喜びや達成感、満足感が生まれるのです。
人は結局は横着な生き物だと私は思っています。なので楽しかったり喜びを感じられるようなことしか続けることが出来ないし、満足感を得る事が出来ないのです。
そんな事を改めて思った1日でした。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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