自分の目標や未来像をシッカリ思い描いたら、もっと自己実現ができるようになります
ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
今日4月19日は、私共の流派「光風流」を創流した初代家元、内藤光風の命日です。毎年この日には、流祖 内藤光風と光風流をこれまで支えてくださった物故者の先生方をお祀りする「光風忌」というイベントを開催しています。
今年も光風流本部いけばな教室の大研修室で、光風忌を開催して流祖と物故者の先生方の法要を執り行いました。
たとえ法要であっても光風流らしく
法要って聞くと堅苦しく感じられるかもしれませんが、実は全くそんな事はないのです。言葉にして説明すると、光風流的思考に基づいたいけばな手法を取り入れた催しとでも言うのかな。。。(笑)
例えばこのイベント「光風忌」は、一般的に法要の時に行う ”焼香” はしません。だって、私達はお花を核にしてココに集っているんですから、普通に焼香しても面白くないじゃないですか。なので光風忌では、参列者が仏前に置いてある水盤に1本ずつお花を生けるようにしています。
つまり、お花を手向けると言う事と共に、みんなでお花を挿して仏前を彩るお花として"献花"を行ないお参りをするという事なのです。
これが荘厳で、なかなか良いんです。
やっぱりお弁当も外せないので(笑)
光風忌は過去を振り返る機会ではなく、未来に思いをはせる機会です
さて亡くなった方をお祀りしているというと、過去を懐かしむための催しだと思われる方も多いでしょうが、実はこの光風忌は、そういう機会では全くありません。
凄く悪い表現になるかもしれませんが、亡くなられた方々を集まる理由にして一年に一度集い、今を生きている皆が、これからの事について妄想し語り合う機会、これが光風忌なのです。
なので今回の光風忌では、5月に開催する光風流創流65周年記念研修に一緒に行こう~!って、個人的に仲間を誘われていたり、今年光風流で予定されている事業について意見交換をなさっていたりと、色んな事について話が盛り上がっていました。
自分の未来像をちゃんと描いたら、もっと自己実現できる
折角の人生、自分の目標や理想に近づく事が出来た方が楽しいし満足感が大きいと思うのです。
私は人生って自転車と同じだと思うのです。自転車に乗っていて溝が視界に入って「あっ、そこ行ったら溝にはまってしまう~~~」って思っていたら、溝にハマっちゃうんです。ちなみにこれって、溝にはまりたくないと思って溝を意識し、溝を凝視する事によって、身体が勝手に溝の方向に行くように動いてしまっているのです。
人生も同じです。
こうなりたい!!こうしたい!!!って思うと、日頃の思考や行動が知らずしらずのうちに変わっていって、その結果、自己実現に結びついてゆくのだと思います。だって、私自身がそうですから。
未来の希望を映像で頭に思い浮かべる。映像ってリアルに見えるので、より具体的なイメージになってきます。
妄想をいっぱいして妄想に妄想を重ねてゆくと、人生は確実に自分の理想に近いものになるのです。
今日はそんな事を改めて思う機会になりました。ってことで、まずは「こうなりたい」妄想を皆でしましょう。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。