光風忌で使う「追善のお花講習」の動画が完成しました。これ、この時だけの限定公開なので、参加してくださった方へのスペシャル講座になります

こんばんは、内藤正風です。

今日は朝から晩まで本部いけばな教室でお稽古の1日だったのですが、隙間時間を見つけて動画の編集も行いました。

毎年4月19日は、流祖と光風流を支えてくださった物故者をお祀りする「光風忌」です

私ども光風流では、毎年4月19日に「光風忌」というイベントを行っています。これは流祖と光風流をこれまで支えてくださった物故指導者の先生方をお祀りする機会として催しており、流祖内藤光風の命日が4月19日ですので、その日に開催をしています。
まあ平たく言えば一般にお家で開催される法事みたいなものですね。

私たちはいけばなで集っていますので、仏前に1人1本ずつお花を器にさして生け上げる「献花」を行なったり、物故者を振り返ったり光風流の歴史を紐解いたりしながら毎回開催しています。

コロナ禍なので例年とは趣向を変えて開催いたします

昨年はコロナ禍でしたので、一部の幹部の先生だけで仏前にお参りする形でこの光風忌を開催しました。今年もコロナ禍なのは変わりありませんが、昨年のように新型コロナウイルスという正体不明の病気でどうしたら良いのか分からないという状態ではありませんので、感染防止対策をしっかりと講じて開催いたします。

そんな中の1つとして、今回の光風忌では「追善の花の生け方」についての講習会を行うことといたしました。
とはいえ、通常の講習会のようにして行いますと時間もかかりすぎてしまいますので、動画を事前に撮影し生けこみ風景などは早送りにして短時間で学ぶことができるような形にして開催をいたします。

ちなみに動画はこんな雰囲気のものになっています。

この動画は光風忌に来られた方だけにご覧いただきます

この動画は、光風忌のスペシャルプログラムとして製作いたしました。
なので光風忌でご覧いただいたらその後はこの動画は封印をいたします。

私は行事を行う際には、今までにないことを取り入れて行なってみるように必ずしています。特に昨年以降はコロナ禍で、いつもと同じように催すことがそもそもできない環境にありますので、なおさら色々なことに取り組みデータ集めをしています。
そんな中で今回の動画制作は行うことにしましたので、今回参加してくださる方だけに特典としてご覧いただきたいと思っていますので、このような方法をとらせていただくことにしました。

ちなみに、まだ今なら光風忌のお申し込みをしていただくことも可能ですので、このブログをご覧になって「是非とも参加したい」という方がおられましたら、早々にお申し込みくださいね。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。