年齢を重ねるという事は人生の残り時間が少なくなっているのと同じなので、出来ない理由探しなんてしている場合じゃないと思います

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

今日はお昼間に、私が若い頃からお世話になっている大先輩とランチに行って、色々なお話や打合せをしてきました。
いや~、ものすごく充実した時間でした。

高齢になるという事は ”余命宣告されている” のと同じ事

ランチを一緒にした大先輩と過ごさせていただいている中で、いつも思う事があります。それは、「私もこの大先輩のように生き生きと、そして充実した人生を過ごしながら歳を重ねたいなぁ」という事です。
この大先輩と話をしていて「昔はよかった」なんて話をされることなんてありません。トランプさんが大統領になって今後の日本はどうなるかとか、そんな中で自分はどうしていこうと思っているとか、話題の中心はもっぱら「今度〇〇をしよう」とか「〇〇に行こう」というような、「これからどうするか」というような話ばかりです。
なので一緒に時間を過ごしていて、本当にわくわく出来るのです。

自分自身が60歳を超えて、若い時にはそんなことは思わなかったですが、年を重ねるという事は ”余命宣告” されているのと同じだなとつくづく思います。
男性の平均寿命が81.47歳で女性の平均寿命は87.57歳(2021年厚労省発表)というデータが出ている中で、自分自身に置き換えたときに、行きたいところに行き食べたいものを食べることが出来る健康寿命という事で考えると、あと何年ていう数字がハッキリと見えるからです。
ちなみに男性の健康寿命は72.68歳で女性の健康寿命は75.37歳(2021年厚労省発表)ですから、自由に日本中や世界中を旅行できるのも健康な間と考えれば、私で言うとあと10年しかないという事になります。

友達と過ごせる時間や回数は限られている

例えば私はハワイや中華人民共和国、北海道や沖縄など離れた場所にも友達がいます。この友達とはこれから1年に1回ずつ現地に行って出会ったとして、私の健康寿命で考えるとあと10回しか会えないという事なのです。
そしてもっと言うと、遠いとか近いとか関係なく、友達や仲間と過ごすことが出来る回数や時間は限られているんだなぁと思いますし、そう思ったらその1回1回を大切にしないと後で絶対に後悔することになりかねないなあとも思います。
これは食事でも同じことが言えます。1日3食、1年365日という事は1095回、これが健康寿命である残り10年とすると10950回しか私の人生に残された猶予は無いという事です。

そんな事を考えていると、1つの結論が私の中で出てくるのです。それは、行けるときには行く。忙しいなんて理由じゃない。お金なんて理由じゃない。行きたいと思った時が行く時だし、誘われた時が行く時なのだと。
友達や仲間に会う。見たことの無い景色を楽しむ。知らないカルチャーに触れる。その土地ならではやその季節の美味しいものを食べる。こういう事は元気で健康に生きている時にしかできないのです。
命があってもヨイヨイになってしまっていたのでは、どこかに行くことも誰かに会う事も何も出来なくなってしまうのです。

後悔しない人生にするために、出来ない理由探しはしない

時間って目に見えないので、どれだけ消費したとかそれがどれだけの価値あるものなのかってわかりにくいですが、実はこの世の中で時間が一番高価なものだと私は思うのです。だって時間は二度と取り戻すことはできないのですから。
例えば今日2月19日(水)の午前9時~10時は、もう二度とないのです。これはどんなにお金持ちであっても過ぎてしまった時間を買い戻すことはできません。そしてどんなに若くても同じ日時をやり直すことはできないのです。
なので動けなくなってから、あ~もっと色んな所に行っておけばよかったとか、もっと友達と会っておけばよかったとか、もっと色んなものを食べておけばよかったなんていくら後悔しても後の祭りなのです。

私は強く思います、「もっと○○をしておけばよかった」という後悔をしない人生を送りたいと。
後悔なんて一つもない人生なんてもしかしたら存在しないのかもしれません。しかし仮にそうであっても、自分の人生が終わる瞬間に楽しい人生だったなぁと思えたり幸せな人生だったなと感じる事が出来るようにしたいなぁと思います

折角この世に生まれたのですから、自分の力で幸せな人生にしないと勿体ないですよね。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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