友達や仲間が喜ぶ顔を見るって、なぜこんなに嬉しく感じるのか考えてみた
こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
今日は移動の車を運転しながら思った、人が喜ぶ姿を見る喜びという事についてブログを書きたいと思います。
喜びには2つの種類がある
私は ”喜び” には大きく分けると2通りがあると思っています。1つは自分目線の喜びで、もう一つは俯瞰的な目線での喜びです。
具体的に言うと、いけばなで例えるならば「自分目線の喜び」と言うのは ”いけばな” の作品を生けて、自分のイメージ通りの作品が出来て満足したり嬉しい!という喜びの事になります。そして「俯瞰的な目線での喜び」と言うのは、お弟子さんが一生懸命に作品作りをされて自分のイメージ通りの作品が出来上がって満足したり喜んだりされている姿を見て、喜びを感じるという事です。
喜びはその人の成長のステップによって違ってくる
さて先に書いた2種類の喜びは、実はその人の成長のステップによって感じるものが変わってきます。
まず最初は「自分目線の喜び」から始まります。なにかが自分で出来て嬉しいというように、自己の成長や達成から得られる喜びや満足になります。
そしてそのステップの先に、自分の周りの人が喜んでいる姿を見る事から得られる喜びを感じることが出来るようになるステップに進むことが出来る様になります。
自分が自転車に乗れるようになった時の喜びよりも、子供の自転車の練習を行い乗れるようになった時の方が色んな思いがありましたし、嬉しさも大きかったですよね。
まさにそういう事なのだと思います。
私が教室でお稽古の指導をさせて頂くのが大好きな理由
私が教室で生徒さんのお稽古を指導させていただくのが大好きなのも、生徒さんが作品作りで試行錯誤しながら完成に近づき、出来上がった作品を見て喜んでおられる姿を拝見すると、とても大きな幸せを感じる事が出来るからなのです。
もちろん私自身で生けた作品が出来上がった時の嬉しさもあります。しかしそれ以上に、お稽古にお越しの方が作品をイメージし準備し試行錯誤を繰り返しながら最終的に作品が出来上がって喜ばれているお顔をリアルタイムに間近に見ることが出来るのは、私自身がとても大きな喜びを感じる事が出来るのです。
この大きな喜びは、是非皆さんにもお花の仲間を誘って味わっていただきたいと思います。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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