共通の体験こそが人と人の「絆」を強くしてくれるのですが、そんな共通の体験を簡単に手に入れることができるのは「旅行」です
こんにちは、内藤正風です。
今日は朝から光風流本部いけばな教室でお稽古を行なっています。
とはいえ宮古島の記憶が鮮烈だったので、まだまだ宮古島ロスな私です。けど宮古島 ”ボケ” ではないので安心してくださいね。
(笑)
共通の体験こそが絆を強くする
私は、人は同じ体験をすることで仲良くなったり絆が強くなったりすると感じています。
例を挙げれば、イベントや催しを一緒に担当した仲間、いけばな展の作品を一緒に作り上げた仲間、デモンストレーションを一緒に行なった仲間ということで、こういう行動を通じて一緒に楽しみを感じた仲間、一緒に苦労をした仲間、一緒に達成感や満足感を分かち合った仲間という事です。
すなわちこれらを一言で言うならば「共通の体験」という事です。
同じ場にいる、同じ時間を過ごす、という事から生まれてくる体験という事ですね。
一番簡単にできる「共通の体験」は旅行です
そんな共通の体験ですが、日常生活の中ではそういう機会は中々ありません。
しかし1つだけとても簡単に手っ取り早く共通の体験をすることが出来る方法があります。それは「旅行」です。
同じバスや電車や飛行機に乗る。同じ景色を見る。同じものを食べる。同じ時間を過ごす。
とにかく参加さえすれば、皆で同じ体験をすることが出来るのです。
そして同じ体験をするという事は、同じ話題を共有することが出来るという事です。
美味しかったお料理の体験、長距離歩いてしんどかった体験、雨に降られた体験、晴れた体験、一緒に買い物をした体験、一緒にお酒を飲んだ体験、それらすべてが共通の話題になるという事です。
体験はそれぞれの人の宝物です
先週訪問した宮古島は、「宮古ブルー」が他にはない特徴になります。
お天気によって色が変わってゆく海の色、深さや海中の環境によって変わってゆく海の色、同じ場所でも時間帯によって変化してゆく海の色、このエメラルドグリーンからグリーン、青、蒼、碧、これらを総称して「宮古ブルー」と言われています。
なので今回の宮古島訪問をした記念として、最後の夜に光風流の先生方全員で宮古ブルーのアクセサリーを購入しました。
ブレスレットを買われた方、ピアスを買われた方、アンクレットを買われた方、買われたアクセサリーは様々ですが、宮古ブルーの素材が使われているものを買ったのです。
宮古島なんて神戸空港から約2時間ですから、いつでも行こうと思えば訪れることが出来ます。
しかし今回の旅は、行動を一緒にした10人だけの機会であり体験であり記憶なのです。なので今回の旅行の話をいくら聞いても一緒に行ったことにはならないですし、次回宮古島を訪れてもそれは今回の訪問とは別のモノになります。
なので今回一緒に訪問した記念になるように、宮古ブルーのアクセサリーを皆で一緒にお揃にしたのです。
全員お揃の宮古ブルーアクセサリー
ちなみに私もアクセサリー買いましたよ。
といっても、指輪もネックレスもブレスレットも日頃しておらず、唯一しているのがアンクレットなので、宮古ブルーの石が入ったアンクレットを買いました。
参加された皆さんは、ご自分が買われたアクセサリーを目にするたびに今回の宮古島の事を思い出されるでしょうし、もちろん私も帰ってきて以降このアンクレットを見るたびに、「あ~宮古島楽しかったなぁ」と思っています。
今回一緒に訪問した皆さんとの記憶や体験は、私にとって一生忘れることの無いかけがえのない記憶という財産です。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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