成功に近道はないけれど、失敗する要素を排除することこそが、成功への近道になるのです

こんばんは、内藤正風です。

今日は支部の役員の先生にお話をさせて頂きながら、「そうだよなぁ~」って自分で話しながら思った事をブログに書きたいと思います。

時代の移り変わりに対応するためには「変化」しかない

これから光風流では支部の改革を行なってゆきます。という風に書くと何か凄いことをすると思われるかもしれませんが、残念ながら凄いことは何1つも行いません。
ちなみにこれから行う事は、とっても小さな事ばかりです。

世の中は常に移り変わってゆきます。一番わかりやすいのは昨年からのコロナ禍で、色んなものがこれまでと同じようには出来なくなっちゃいました。
たとえば体温測定は必須ですので、すぐに体温を計測できる非接触検温計は無くてはならないです。アルコール消毒も絶対に欠かせませんから必ず用意しておかないといけないですよね。
こんな風に時代の変化に対応するためには、変化するという事が不可欠だという事です。

成功に近道はない

時代は常に新しくなってゆきます。すなわち私たちがこれまでに経験したことがない状況に置かれてゆくという事です。そんな中で”これからどうしたら良いのか”なんて答えが確実にわかっている人なんてほとんどないと思います。
ではそういう中でこれから私が考える”光風流の役員の先生方にどうして頂きたいのか”という事ですが、答えは1つしかありません。「トライ&エラーを爆速で繰り返してもらいたい」です。

”こうしたら良い”が分からないという事は、正解が分からないという事です。そんなときに取ることが出来る打ち手は、「とにかく良いと思う事を行ない、その結果を検証しながら改善を繰り返してゆく」だけなのです。

私は、絶対的な正解って無いと思っています。
しかしその逆に「こういう事をしたら失敗するで」は、確実にあるのも事実です。

失敗する要素を排除することこそが、成功への近道です

たとえば「約束を守らない」という人は絶対に成功することはないです。あるいは「嘘をつく」という人も絶対に成功することはありません。
これらは分かりやすい様にむっちゃ極端な例をあげましたが、こんな風に絶対に失敗する事例というのがあるのは事実です。

なので思う様に物事が進むようにしたいと思うのでしたら、成功の確率をあげようとするのではなく失敗する要素を排除してゆくことが絶対に近道なのです。

沢山の失敗を経験しているからこそ、人に優しくできるのです

とはいえ、支部の運営や改革についてうまく行かなくなってしまうポイントがどこにあるかなんて、わからない場合も多いかと思います。
そんな時には、自分で思う事をとにかくやってみたらいいんです。別に思ったようにならなくてもいいんです、だって検証して改善してまたやればいいんですから。

失敗することも私は大切な事だと思っています。だって沢山の失敗を経験して、その痛みや恥ずかしさを知っている人は、失敗をした人にやさしくできるのですから。
なので私はその意味でいうと、失敗の経験の無い人やあまりにも失敗が少ない人に全幅の信頼は持つことが出来ません。

ちなみにいけばなの指導者も同じことが言えます。教わったことをすぐに出来るようになった人よりも、中々出来る様にならなかった人の方が絶対に良い指導者になれます。だって出来ない人の気持ちが分かるんですから。

分からなければアドバイスに耳を傾けてください

誤解しないでくださいね、とにかく失敗をしなさいって言っているのではありませんよ。
失敗には4種類あって、学びになる失敗と学びにならない失敗があり、致命傷になる失敗と致命傷にならない失敗があり、そんななかで、致命傷にならず学びになる失敗はしておいたほうが良いですよって話です。

とここまで書きましたが、未経験で分からない事についてコントロールしながら失敗するなんて出来るものではありません。
なので分からない事は是非とも私に聞いていただければと思います。私でわかる範囲でならお答えさせて頂いたりアドバイスさせていただけると思います。

あっ、私が出来る人だからお答えする事が出来るんじゃないですよ。これまでの人生が失敗だらけだったので、その経験をもとにしてお答えさせていただけますってだけの事です。(笑)
ええ、致命傷になる失敗は避けていただく事が出来ます。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。