世の中のこんなに大きな転換期に立ち会えることなどまず無いのですから、とにかく色々やってみませんか

こんにちは、内藤正風です。

10月とは言え、昼間はまだまだ暑いですね。お昼間に屋外で少し作業しただけでも汗でボタボタになってしまいました。
なので光風流本部の駐車場の除草剤散布は夕刻の陽が傾いた時間から行いました、
それでも暑かったぁ。。。

コロナ禍の変革期に私が大切にしている事

いま私は、色々な新しい事に取り組んでいます。
光風流の事、光風流の各地にある支部の事、個人的な事、ありとあらゆることが、コロナ禍以降の停滞期から変革期に入ってその真っただ中にいると言っても過言ではないと思います。

そんな中で私が大切にしている事があります。
それは「とにかくやる」です。

これまでに経験したことの無いような新しい事は、自分の想定通りになるとは限りません。
けれど行き当たりばったりってことではありませんよ。自分で想定できる範囲の事はもちろん用意万端整えます。
しかし、もし○○になったら。。とか、もし◆◆になったら。。とか考え、完璧にならなければ!!なんて思い始めたら何も進まなくなっちゃいます。
なのである程度まとまったらやってみる。やってみて具合の悪いところはその都度軌道修正してゆくって感じなのです。

世の中のこんなに大きな転換期に立ち会えることなどまずありません

私はこのコロナ禍って、第二次大戦後の焼け野原になった日本と同じだと思っています。
一夜にして価値観が一気に変革し、それまで良しとされていたものがダメになり、あかんと言われていたようなことがOKになったまさにそういう状況です。
ただ戦後の焼け野原は日本だけの事でしたが、全世界において一斉にこれだけの事が起こるだなんて、地球の歴史でいうと恐竜の絶滅に匹敵するレベルかもしれないですよね。

そんなものすごい大きな節目の真っただ中に立つことが出来るだなんて、普通ならまず出来ない経験をすることが出来ているのですから、これからどうなっていくのかワクワクしています。
コロナ禍でみんな(自分も含めて)困っているのに、こんなことを言うのは不謹慎かもしれませんが、これからどんな世の中になってゆくのか、今月と来月でどんな風に変わっているのか、そしてそんな中で私は何が出来るのかって考えると、どうしよう。。。って感覚にはならずに、ワクワクしちゃうんです。

正解は無いのに、いくら考えても答えは出ません

一夜にして価値観が180度変化するって言葉がありますが、今がまさにそうだと思うのです。
高度成長時代やバブルの時には正解ってあったんですよね。こうやれば儲かるとかこうやったらうまく行くみたいな方程式が。
しかし明日どうなっていくのか分からない時代に、「正解の方程式」って存在しないんです。
そんな中で一歩でも前に進んでゆこうと思ったら、するべきことはたった1つ、「とにかくやってみる」。

正解の方程式はないですが失敗の方程式は確実にあります。
なのでこの失敗の方程式という地雷を踏まないように注意をしながら、思いつく事をとにかくやってみるしかないのです。
やってみて問題のある個所が見つかったら、修正を加えてやってみる。そしてまた見つかった課題を修正してやってみる。それをとにかく繰り返してゆく事が進歩や進化につながってゆくのです。
それこそが生き残りの秘訣だと私は思っています。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。