今を嘆いたり悔やんでも状況は変わらないので、たとえ小さくても思いつく事を動きまくってヒントを見つけてゆきたいと思います

こんばんは、内藤正風です。

今日で私の年始の一連の事柄は、無事に終わりました。
今年のお正月は、コロナ禍という事で例年とは全く違う新春の過ごし方をしてきたのですが、これはこれで満喫できたり、"へぇ〜!"、"ほぉ〜!"って事があったりで、充実の1月前半を送る事ができました。

立ち止まっていても何も改善されない

昨年の2月から新型コロナウイルスが大きな影響を与える環境になって、はや1年近くになりました。その間、医療関係や飲食関係の皆様をはじめ全ての方が大きな影響を受け、初めてのことに右往左往し、もがき続けた1年だったと思います。

そんな中で1つハッキリとみんなが気づいた事があります。それは、立ち止まっていても何も解決しないという事です。

嵐が来たら過ぎ去るまでジッとしていたら良いという考え方もあります。しかし今回のような長期間そして広範囲にわたることの場合には、ジッとしていたら自滅してしまうのです。
そう、ジッとしていても何も変わらないのです。

今を嘆いたり悔やんでも、状況は変わりません

コロナさえ来なければ。。。昔はよかった。。。そんな事をいくら言っても、今の自分が置かれている状況は何1つ変りません。
だって、バブルのころは良かった!今は景気が悪くて。。。っていくら言ってもバブルは再来しませんよね。そんな事を何万回言っていても、今の状況は1mmも変らないのです。

そして何なら、今を悔やんだり嘆いたりしているという事は思考停止に陥っているって事でもあるのですから、二重に質が悪いと言わざるを得ないと思います。

正解のわからない時は、とにかく動いてヒントを探す

今こうしたらよい!なんて分かっている人はこの世の中にいないと思います。(あっ、もしかしたらそういう先見の明がある人が世界中に10人くらいいるかもしれませんが。。。(笑))
という事は、とにかく今出来る事をやってみて出た結果を検証してまたやる、を繰り返してゆくのが良い方向に向かい近づいてゆく唯一無二の方法だと私は思っています。

科学の実験みたいなものですよね。
自分なりに思い付いたこと(仮説)を実際に行なってみる(検証)。そしてその結果に基づいてまた思いついたことをやってみるの繰り返しです。

昨年は、とにかく思いつく事をしまくりました

昨年は、とにかく色んな事にチャレンジしました。コロナ禍ですから出来る事と出来ない事がありますけどね。
ええ、そのたびに光風流の役員の皆さんには白い目で見られまくっていました。「また家元なんかわけのわからんこと言いだしたし、よう分からん事しはじめたで~~。。。」って。

「白い目」という言葉がありますが、黒目のかけらもないそして絶対零度を感じるような冷ややかな白い眼を1年間の中で向けられまくった人間も少ないだろうなと思います。
まあ、そういうのには若いころから慣れっこなので、「あ~冷たい目が気持ちいい~~」って感じで進んでいましたけどね。
(笑)

今年も動きまくってヒントを見つけてゆきたいと思います

今年も1年間、コロナ禍という環境で毎日を過ごしてゆかないといけないだろうと私は思っています。

もちろんワクチンや治療薬が確立して、コロナなんて風邪と同じやんくらいのレベルになることを望んではいますが、イギリスで変異した新しいコロナが見つかったりアフリカでも見つかったりしている状態を考えると、早々の改善は極めて難しいのだろうなと思います。

そうなると出来る事はひとつしかないと思っています。それは、「今思いつく事をやる!!」

何も打ち手が無いなんてことは絶対に無いと思うのです。だって何もできないという事は逆を返せば、何かしら出来る事があるってことなんですから。
コロナ禍だからこそ取り組むことが出来る事を行なったり、コロナ禍でなければ取組むことが出来なかったであろう事など絶対にあるのです。

ええ、今年も小さなことを動きまくって、ヒントを見つけてゆきたいと思います。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。