通信費を安くしながら、中国の「金盾」による検閲の影響を受けずにLINEやFace BookやGoogleが使えるようにする方法があるのをご存知ですか

您好ー!!内藤正風です。
今日も中国海南省のホテルからのスタートです。

私は外国に行く時には、訪問する国の通信会社のSIMカードを手に入れて使っています。
理由はただひとつ。通信費で無駄なお金を使わなくていいから。(笑)

海外ではパケホにしていても、滞在日数が多いとけっこう通信費がかさみます

外国行った時の通信費って結構バカにならないんですよね。現地での連絡やSNS、ナビ、行程管理、などなど。。もう今やスマホ無しには外国での活動すら成り立ちません。
なので以前は費用もかなりかさんでいたんです。

SIMフリーのスマホが登場するまでは既存のキャリアの設定している海外のパケット使い放題が一番安い方法だったのですが、それでも1日に2980円とかでしたので1週間の行程で海外に行けば、2980円×7日=20860円が必要になっていたんです。
今から思うとスゴイでしょこの金額。

しかしSIMフリーのスマホが登場して以来、通信費に費用を沢山かけるだなんてことは意味が全く無いですから、私は現地のSIMカードを使うようにしているのです。

もちろん今回訪問している中国でも、現地通信会社のSIMカードを使っているのは言うまでもありません。

現地SIMカードは日本出発前に手に入る

この現地SIMカードは、以前は現地についてから現地の通信会社のお店(日本で言うとドコモショップみたいなところです)に行って買わないといけなかったのですが、今や日本をたつ前にAmazonさんで手に入れておくことができる様になっています。

お陰で現地についたら即通信可能になるのと、現地でお店まで行ってSIMカードを買いに行くのに必要な時間の節約になるので本当に助かります。

中国には「金盾」という検閲があって、日本で日頃使っているアプリが使えなくなっちゃいます

ここで1つ、中国に来た時に現地のSIMカードを使って通信した場合には大きな問題が発生します。
それは「金盾」です。

中国には「金盾」と呼ばれる検閲が有り、共産党にとって都合の悪い情報はすべてカットされてしまうのです。そう、Facebook、LINE、ツイッター、グーグルなど私たちが日本で日常使っているものが、まるっきり使えなくなっちゃうのです。

しかしこれには今のところ ”ある裏技” を使うと、Facebook、LINE、ツイッター、グーグルなど日本にいる普段通りに使うことができる方法があるのです。
それは中国の「一国二制度」を生かす方法です。

「一国二制度」を生かして香港の通信会社を使う

この ”裏技” 、どう言うことかというと、中国には香港とマカオという特別行政区があり、中国本土とは法体系が全く異なっています。
なので同じ中国であっても香港の通信会社のSIMカードを使えば、この検閲システムの「金盾」は適用されないのです。
すなわち、Facebook、LINE、ツイッター、グーグルなど普段通りにできるのです。

いま香港ではデモなどが連日起っていて心配ですが、一国二制度や特別行政区がもし万が一にも無くなっちゃうと、この裏技も使えなくなっちゃうんですよね~。。。

今回私が使っているSIMカードは「中国移動香港」のSIMカードです

私が中国に出張する時にいつも使っているSIMカードは、下の写真の「中国移動香港」のSIMカードです。

 

Amazonさんで、1250円!
たったこれだけで、容量は3G、日数は10日間使えるのです。

3Gってすごく少ない様に思われるかもしれませんが、普通に使っていれば多分十分な容量だと思います。
だってわたしはGoogleマップやFacebook、LINE、Twitterなど普通に使っても、この容量で足りなくなったことはないですから。

多分動画を見たらアップしたりなどしなければ、使い切ることはないんじゃないでしょうか。

現地SIMは ”通信のみ” のタイプで十分です

ちなみに今回私が手に入れたこのSIMカードは通信だけで通話はできないタイプのものですが、全く不自由はありません。

最近の私は電話ってLINEかメッセンジャーでの通話(中国の人とは WeChat ね。)がほとんどなので通信さえできればOKですし、これまでに私が海外で現地SIMを手に入れるときには毎回 ”通話もついているタイプ” のものにしていましたが、通話はほとんど使ったことありません。
だって現地のSIMカードの通話の電話番号なんて誰も知らないんですからね。(笑)

なのでこれから海外SIMを手に入れようとされている人は、”通信のみ” のタイプで十分だと思います。

使えるようにするための手順はムッチャ簡単!

現地SIMカードを手元にあるスマホで使える様にするのは、iPhoneならばムッチャ簡単ですよ。

手順1
日本の空港で飛行機に乗って"機内モード"に切り替えたら、日本の通信会社のSIMカードを抜いて中国移動通信のSIMカードに差し替える。

手順2
中国の空港に着いたら"機内モード"から普通の状態に戻す。

以上です。
(笑)

あっ、スマホがSIMフリーになっていないとそもそもダメですよ。そうじゃない人はそのスマホを買われたお店に行って手続きしてくださいね。

ちなみに先に書いた様に、SIMフリーの iPhoneならばパスワード「cmhk」の入力などすら不要で、勝手に使えるようになっちゃいます。

ちなみに今回は海南島への直行便で海口に来ましたので、上海や広州などほかの都市ではどうかわかりませんが、海口ではまったく問題なく通信が使用できますし、FaceBook、LINE、メッセンジャー、グーグルメール、グーグルナビ、全部普通に使えました。
これまでに上海や広州などでもこの「中国移動香港」のSIMカードを使ってきていますが、いずれの都市も全く問題なく使えています。

 

これ本当におススメです!!

これから中国に行こうとされている方、Amazonさんで調べてみて下さいね。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。