明日は私たち日本人にとって特別な日です。なぜならば終戦の時に当時の日本人がどんな思いをもって一歩を踏み出したのかを、私たちは絶対に忘れてはいけないからです

こんにちは。 内藤正風です。

お盆休み真っ只中で、皆さん楽しい時間を過ごされていますよね。
私は今日は朝から事務三昧で、もう泣きそうになっています。。。
誰か助けてーー!!!

明日8月15日は「終戦の日」

明日は「終戦の日」です。
毎年全国戦没者追悼式が開催され、その様子をテレビや新聞で放送されるので、みなさんご存知だと思います。
この8月15日は、今から74年前にポツダム宣言の受諾を連合国に通達し、玉音放送が正午に放送され、日本軍の武装解除がされた日になります。

この玉音放送って言うのは、昭和天皇が自ら「戦争を終わりにします」と日本国民に語りかけられたもので、ただしくは「終戦の詔勅(しゅうせんのしょうちょく)」と言います。
皆さんもテレビなどで耳にされたことがある「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び。。。。」って言うあの放送の事です。

「戦争=悪」として、戦争に関する全てに蓋をするのは絶対によくありません

ところで皆さんはこの「終戦の詔勅」の全文聞いたり読まれたりされた事はありますか?
たぶん「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び。。。。」って部分はメディアなどで耳にされていても、全文はご存知ない方がとても多いのではないかと思います。

戦争は絶対に許されるものではありません。それは言うまでもありません。
しかしだからと言って、戦争に関する事から目を逸らしたり、蓋をして目につかないようにするのも絶対に良くないと私は思っています。

ただし世の中には、何かといや軍国主義と結びつけたり戦争に結びつけて、盲目的に日本人が悪い事をしたとかっていうアホの極みな考え方も絶対に良くないと思います。
まあそんなに自虐したいなら、自分で電柱に頭でもぶつけて死んどいてください。

「終戦の詔勅」にこそ、当時の日本人を代表した未来に向けた思いです

そのような中で、この「終戦の詔勅」こそ私はとても大切だと思っています。
何が大切なのかというと、戦争を行いその末期的な状況の中でものすごくしんどい思いを極めた敗戦のまさにその最たる瞬間の気持ちや思いがそこにはあるからなのです。

戦争に至った経緯、戦争中から敗戦、これから未来に向けて、もうまさにその瞬間の熱い思いと未来への想いに溢れていると私はすごく感じるから、皆さんに是非とも知って頂きたいと思うのです。

「大東亜戦争」の話をタブーとして蓋をするのではなく、しっかりと見なければいけないと思います

戦争があったのは事実です。
敗戦、そして戦後の焼け野原から復興し今日の日本があるのも事実です。
先人たちが頑張ってくださったおかげで、私たちの今日や今があるのも事実です。
そして日本は「大東亜戦争」としていたものを、戦勝国の都合で一方的に「太平洋戦争」などと名称まで替えられてしまっているのも事実です。

そんな中で私たちは戦争は知らないし関係ないよ~ってスタンスでいるのではなく、それぞれ1人1人がしっかりと戦争について調べ見て学び、その中から自分なりに感じる事がとても重要だと私は思うのです。

是非この終戦の詔勅を聞くとともに、天皇陛下はじめ当時の日本人がどんな風に家族や地域や国を思い、そして日本の未来をどうなって欲しいと思っていたかを1人でも多くの人に考える機会にしていただきたいと思っています。

終戦の詔勅(全文+現代語訳文付)の動画

私が毎年この時期に見るようにしている、字幕と訳文も入っていて解りやすい「終戦の詔勅」のyoutubeを下に貼り付けておきますので、是非とも最後までご覧いただければ幸いです。
※音が出ますのでボリュームに注意してご覧ください。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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