1人でも多くの人に”いけばな”を見て楽しんで頂きたいので、会社やお店、ご自宅に出張してお花を生る事もさせていただいています

こんにちは。内藤正風です。
台風の影響で、光風流の本部がある兵庫県加西市でも昨夜からだんだんと風が強くなってきました。

天気予報によるとこれから日本を縦断するようですね。

今回の台風(台風10号)は大型で、香川県に昼過ぎから夕方にかけて最接近する見込みだそうです。
台風がこれから通過してゆく四国の皆さん、そして広島、岡山、鳥取、島根の皆さん、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風や高波、高潮の警戒などをはじめとしてくれぐれもご注意くださいね。

「いけばな」は生徒さんの指導だけが仕事ではないのです

「いけばなの家元をしています」と言うと多くの人が、お稽古に来られている生徒さんに「いけばな」の指導をするのがお仕事と思われています。
これって間違いではありません。しかし正しくもないのをご存知でしょうか。

「いけばな」は生徒の皆さんに”お花を生ける事を学んでいただく”という事が中核になります。これは間違いありません。
しかしもっと詳しく言うならば、「いけばな」とは、”お花のある生活を楽しんで頂くお手伝いをする”というのが正しい表現だと私は思っています。

自分でお花を生けて楽しむ、あるいはお花を生ける知識や技術を深め楽しみを広げる、いけばなを核として見聞を広げるなどなど挙げればいくらでも出てくるのですが、その中で私が大切な柱にしているのが「お花を生けたものを見て楽しんで頂く」という事があります。

生けたお花を見て楽しんで頂くってどういう事

いけばなを自分で生けることは出来ないけれど、お家や職場などにお花があるといいよね~と思われている方は沢山あります。
そんな皆さんは、自分でお花を生けられないからお花を楽しむ事を諦めないといけない。。。な~んてことは無いと私は思っています。だって私が生けに行ってメンテナンスをすれば良いのですから。

そうすれば、お花を自分で生ける時間がない。。とか、お花を自分で生ける自信がない。。。とか、そんなことでお花のある生活を諦める必要なんてなくなるのです。
なので希望があれば、お花を生けにお伺いさせていただいています。

昨日もお花を生けに伺ってきました。。。息子が

ちょうど昨日も、お花を生けに行ってきました。
っていっても私ではなく息子がですが。。(笑)

このお花は、加西市にある米田病院の玄関に生けたものです。
米田病院には1年を通してお花を生けさせていただいており、今回はちょうどお盆という事で、ハスの実やチョウセンマキ主材にした作品にさせていただきました。

お花を飾る効果は、単に綺麗からだけではありません

お花は単に”格式を添える”とか”彩りを添える”というだけのものではありません。

視界の中に自然の植物があるという事で、それだけで気分が安らぎリラックス効果もあります。また植物は、二酸化炭素を吸って酸素を生み出してくれます。
あるいは使う材料の取り合わせや生け方など様々な要素で、季節感や歳時などを皆さんに感じて頂くことも出来るのです。

お家の玄関やお部屋に、あるいは会社の玄関や応接室や役員室などにいけばなを飾っていただくと、運気が良くなり色々なことが好転します。
こんなこと聞いたら嘘だと思うでしょ。(笑)
けれど私の友達も事務所やお店にお花を飾るようになって、仕事がスムーズに進むようになったという声を何人もから聞いています。

「いけばな」は単なる装飾ではなく、気分を良くしてくれたり話題にすることが出来たり、運気を上げてくれたりする存在なのです。
なので私は周りにおられる皆さんに是非とも幸せになっていただきたいので、お花を生けて楽しんで頂くという事も大切にしてゆきたいと思っているのです。

興味のある方は遠慮なくお問い合わせくださいね。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。