明日は「終戦の日」ですが、終戦の詔勅(玉音放送)を聞かれた事はありますか。いまや戦争を知らない世代が国民の大半になっていますが、この放送は私たちにとって大切な事を再確認させてくれるものだと思います

こんにちは。 内藤正風です。

お盆休み真っ只中で、皆さん楽しい時間を過ごされている事と思います。
私はというと土日祝日に関係ない生活を送っていますので、普段と特に何も変わらない朝から事務三昧本日です。。。

とはいえせっかくなので今日は午後から光風リゾートでBBQでもしてのんびり過ごそうかなと思っています。

明日8月15日は「終戦の日」

明日は「終戦の日」です。
毎年「全国戦没者追悼式」が開催されテレビや新聞で放送されるので、みなさんご存知だと思います。
今から75年前にポツダム宣言の受諾を連合国に通達し、8月15日の正午に玉音放送がおこなわれ、日本軍の武装解除がされた日という事ですね。

ちなみにこの玉音放送って言うのは、その当時は現人神とされていた昭和天皇が自らの声で「戦争を終わりにします」と日本国民に語りかけられたもので、皆さんもテレビなどで耳にされたことがある「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び。。。。」っていうあの放送の事です。
当時の日本人にとっては、現人神である天皇陛下の声を聴くという衝撃や日本が戦争に負けたという衝撃がダブルで届いたのですから、驚くなんてレベルではない衝撃だったのだろうなぁと思います。

「終戦の詔勅」は是非聞くべきものだと私は思います

ところで皆さんはこの「終戦の詔勅」の全文を聞いたり読まれたりした事はありますか?
たぶん「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び。。。。」って部分は耳にされていても、全文はご存知ない方がとても多いのではないかと思います。

戦争は絶対に許されるものではありません。それは言うまでもありません。
しかしだからと言って、戦争に関する事から目を逸らしたり、蓋をして目につかないようにするのも絶対に良くないと私は思っています。
しかしだからと言って何かといや軍国主義や戦争に結びつけて、盲目的に日本人が悪い事をしたとかっていうアホの極みな考え方も絶対に良くないと思います。
だって反省ばかりしていても未来には進むことが出来ないのは言うまでもないのですから。

私はこの「終戦の詔勅」こそ、日本人が未来に向けてどうあるべきかについてしっかりと聞かなければならないと思っています。
それは、戦争を行いその末期的な状況の中で、今の私たちの想像を超えるようなものすごくしんどい思いを極めた敗戦のまさにその最たる瞬間の気持ちや思いがそこにはあると思うからなのです。

戦争に至った経緯、戦争中から敗戦、これから未来に向けて、もうまさにその瞬間の熱い思いと未来への想いに溢れていると私はすごく感じるから、皆さんに是非とも全文を知って頂きたいと思うのです。

「大東亜戦争」の話をタブーとして蓋をするのではなく、しっかりと見なければいけないと思います

戦争があったのは事実です。
敗戦、そして戦後の焼け野原から復興し今日の日本があるのも事実です。
先人たちが頑張ってくださったおかげで、私たちの今日や今があるのも事実です。
そして日本は「大東亜戦争」としていたものを、戦勝国の都合で一方的に「太平洋戦争」などと名称まで替えられてしまっているのも事実です。

そんな中で私たちは戦争は知らないし関係ないよ~ってスタンスでいるのではなく、それぞれ1人1人がしっかりと戦争について調べ見て学び、その中から自分なりに感じ学ぶ事がとても重要だと私は思うのです。

是非この終戦の詔勅を聞くとともに、天皇陛下はじめ当時の日本人がどんな風に家族や地域や国を思い、そして日本の未来をどうなって欲しいと思っていたかを1人でも多くの方に考える機会にしていただきたいと思います。

終戦の詔勅(全文+現代語訳文付)の動画

私が毎年この時期に見るようにしている、字幕と訳文も入っていて解りやすい「終戦の詔勅」のyoutubeを下に貼り付けておきますので、是非とも最後までご覧いただければ幸いです。
※音が出ますのでボリュームに注意してご覧ください。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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