明日がどうなるか分からない世の中だからこそ、計画通りに準備をして状況に合わせて内容変更や縮小や延期を判断してゆきます
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こんにちは、内藤正風です。
今日は残念なお知らせからのブログです。。。。。
三木市いけばな展が中止になりました
先日、私のブログでご案内させて頂きました、三木市いけばな協会が開催を予定されていました「三木市いけばな展」が中止されることとなりました。
コロナ感染者が減らないこの様な状態ですから仕方ないと思いますが、イベントや行事が中止になるのはとても寂しいですし残念です。
コロナ禍における私のスタンスは、準備は予定通り行い、その時の状況に合わせて判断してゆきます
昨年のコロナが拡散し始めた時以降、イベントや展覧会などを開催するにあたって私が指針としている考え方は2つだけしかありません。
まあ光風流の皆さんはじめ、日頃一緒にいる皆さんはよくご存じの通りかと思います。
それは、
①計画や準備は予定通り行う。
②開催はその時の状況に合わせて、予定通り開催・内容を変更して開催・縮小して開催・延期としてゆく。
という2つです。
計画や準備は予定通り行う
私ども光風流では、コロナ禍ではありますが例年同様に各事業の計画を行ない、歩みを止めることなく1年を進んでゆこうと思っております。
コロナがどうなってゆくかなんて全く分かりません。コロナの薬が開発され、全く気にしなくてもよくなるかもしれません。あるいは状況が昨年よりも悪くなるかもしれません。
そんな中で「コロナの状況を見ながら良さそうならば考えてゆきましょう」なんて言っていたら、何もできなくなってしまいます。だって「今、コロナ感染者が少ない!!」なんて言っても、今の今にいけばな展を開催するなんて出来ることではありません。
こんな風に、一事が万事、全てが後手後手に回ってしまうだけです。
なので、先の世の中の状況なんて全く分かりませんので、計画を行ない、そしてその計画に基づいて準備は粛々と行ってゆく様にしています。
開催はその時の世の中の状況に合わせて判断する
これから先の世の中の状況なんてどうなるかわかりません。来月2月はどうなるでしょう。7月は?10月は??
予測は出来てもどうなるかなんてわかりません。
なので基本的には、その時の世の中の状況に合わせて判断して動いてゆくしかありません。それも超絶レスポンスが求められると思っています。
「朝令暮改」という言葉が日本にはあり、朝と晩では言っていることが違うという意味で、どちらかというと悪い意味の言葉として使われてきていますが、今の世の中では朝と夜で状況が一変しているなんて普通の事になっていますので、「朝令暮改」でなければ対処対応をすることが出来なくなっていると思います。
したがって予定通り準備を行ない、その時の世の中の状況によって判断をし、臨機応変に対応してゆくようにしています。
その判断としては、
○予定通り開催する
○内容を一部変更して開催する。
○縮小して開催する。
○延期して開催する。
の4通りが基本になります。
ええ、見て頂いたら分かります様に「中止」の選択肢はありません。
開催できる方法を模索するからこそ自らの成長につながる
「中止」というのは苦渋の選択ではあるでしょうが、私としては一切の思い込みを取り払って考えれば、何かしらの方法を取る事で開催できると思っています。
こうでなければならない。。とか、これまではこうしていた。。。というような思い込みを取り払うという事です。
そうすれば、内容の変更や規模の縮小というようなことで大体の事には対応する事が可能だと思っています。かりにそれでも対応が出来ないようならば日程を延期する事も選択肢だと思っています。
ここで大切なのは、開催できる方法を模索するという事です。
制限が大きい程、普段では思いつかないようなアイデアが浮かんだり、普段ならば具合の悪い様な手法であっても取り入れてやってみることが可能になるモノもあると思います。
コロナ禍のいまは制限だらけの世の中なのですから、それを悔やむのではなく真正面から向き合い、模索しまくって自分を成長させる機会にした方が良いと思っています。
今年も私は、「予定通りに準備する。そして状況に合わせて対応する。」で進んでゆきたいと思います。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。