緊急事態宣言が解除されたら、コロナ禍エピソード2が始まると私は思っています。その時に化学変化を起こしたければ新しい素材を自分の中に入れておかないと何も起こりません
こんばんは、内藤正風です。
今日はお昼に少しお出掛けしただけで、大半の時間を事務所で過ごしています。
事務所に籠っているし、日が暮れるのは早いし、緊急事態宣言下だし、なんてこういう時はあまり仕事仕事せずに気分転換や自分なりに楽しめる事を行なうのが良いと思っています。
ただ、仕事は必要最小限しか捗らないですけどね。
まあ、そんなときがあっても良いんです。(笑)
無いものねだりや出来ない事を愚痴っても、1mmも状況は変わらない
1月14日に緊急事態宣言下となり、はや5日が過ぎました。前回の緊急事態宣言が発令されたときもそうでしたが、こういう時の過ごし方次第で、その後の歩みが変わってくると私は思っています。
まず私は出来ない事を愚痴らない。そして無いものねだりもしないと決めています。
だって例えば、夜8時以降に外食に行くことが出来ない~!!っていくら愚痴を言ったり、国会議員はなにをしているんや~。。っていくら文句を言っても自分が置かれている現状は1mmも変わらないのです。
あるいは「クルーザーを持っていればコロナに関係ない海に1人で出て、リフレッシュできるのに。。」って無いものねだりをしても、クルーザーなんて目の前には出てこないのも分かりきったことですよね。
なにも出来ない時であっても、出来る事は必ずあります
何もできない。。と言って出来ない事を挙げればいくらでも出てきます。食事に行けない、旅行に行けない、仲間とわいわいできない、買い物にウロウロできない。。。。。。
けれどこれって逆に言うと、出来る事があるって言う事でもあるのです。
外食に行けないならば、お取り寄せをしてお家でゆっくり食事をしながら晩酌すれば、酔いつぶれるまで飲んでも問題なしです。
旅行をはじめとして出掛けることが出来ないのならば、その時間を気になる本やこれからの仕事に役立ちそうな本を片っ端から読む時間にあてて自分に栄養をあげればいいんです。
買い物なんてウロウロできなくてもネットで買うことが出来るし、実物を見ないと安心して買う事ができない様なものはリストにあげておいて、緊急事態宣言が解かれたりコロナ感染者数が小康状態になってから見に行けるように準備しておけばいいのです。
ちなみに私は昨年、2月に新型コロナウイルスが拡散し始めて、いけばな展が次々に中止になったりお稽古や講習会や研究会が開催できなくなった時に、オンラインで教室やセミナーや会議を開催するために必要な、設備やカリキュラムや指導方法等に関する本とYouTubeの動画を読んだり見たりしまくりました。
大げさではなく朝起きたときから夜寝る前までしていましたよ。晩酌しながらも関連するYouTube見てネタ収集をしていましたから、毎日12時間以上は読んだり見たりしていました。馬鹿ですよね。(笑)
新しい一歩を踏み出すためには、自分の内側で化学変化が必要になります
緊急事態宣言が解除されたら、コロナ禍エピソード2が始まると私は思っています。それは前回発令された昨年の緊急事態宣言が解除された後を見ていれば明白ですよね。
とはいえ何がどう変わるかなんて凡人の私にはわかりません。
しかし、コロナの感染者数の累計が昨年末とは大きく違ってくるという事実がありますし、飲食業をはじめとして今回の緊急事態宣言を乗り越え生き残るために仕組みやルールが変わらざるを得ないようになると思います。
なので今回の緊急事態宣言後に、世の中が変革する階段を上るのは火を見るよりも明らかです。
そんな時に、自分自身が一歩前に進もうと思っても自分の中に化学変化を起こすことが出来るネタが無いと何も変わることが出来なくなっちゃいます。
これはとても簡単な話です。
科学の実験の時に、Aという液体にBという物体を入れて化学変化を起こしましたよね。あれと同じです。
今自分の中にある知識や技術やノウハウというものが仮に「液体A」だとすると、そのままでは化学変化は絶対に起こりません。化学変化が起こる新たなモノを入れる必要なあるのです。
ただここで問題が1つあります。
化学変化を起こすモノが何か分かっているなら話は早いのですが、これはその時の状況によって化学変化を起こすモノが変わってきちゃうのです。
なのでとにかく今は、何でもいいから自分の中にいろんなものを入れておく必要があるのです。
それがすなわち先ほど書いた「出来る事を行なう」という作業になるのです。
緊急事態宣言の間は出来ない事を嘆くのではなく、どんなに小さなことでも良いので出来る事を1つでもたくさん積み重ねましょうね。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。