今日は二十四節気の「清明」です。本格的な春になる節目を表す日になりましたので、身近に感じたり楽しむことが出来る「春」を満喫してみませんか
こんばんは、内藤正風です。
今日は朝から会議が2つ、そして午後から光風流の行事に関する動画の撮影と編集でフラフラになっています。
今日は二十四節気の「清明」
今日は二十四節気(にじゅうしせっき)の「清明(せいめい)」という日になります。
この二十四節気っていうのは中国から日本に伝わってきたもので、季節の特徴を表す名称がつけられているものになります。よく目や耳にする「夏至」「冬至」「春分」「秋分」などもこの二十四節気になります。
もともと古来の中国では清明節には祖先の墓参りをして草むしりをする日とされていました。そして春を迎えて郊外を散策する日ともいわれており、この「清明」は本格的な春になる節目のころを表すものになります。
日本にも「清明」の行事があるのをご存知ですか
ちなみに日本でも沖縄では、この「清明」を行事として今も大切にされているんです。
沖縄の座間味島でダイビングショップを営む友達の宮さん(宮里清司さん)のTwitterに投稿されているツイートにも「清明祭(しーみー)」の事が書かれていて、今日は朝からこのツイートを見てチョットうれしかったです。
朝から雨降りな座間味島から、今日のコクバーン。
子供の頃、普段なかなか会えない従兄弟や叔父さん達が集まってお墓の前でワイワイするの楽しかったなぁー。
と振り返ってみて、自分があの頃の叔父さんたちの年齢を遥かに超えたオッさんになってることに気づいて震えてみる、、、 pic.twitter.com/VgHJOsVVHL
— 宮里 清司 座間味の海をガイドする写真家 (@zamami_miya) April 4, 2020
春を楽しまないとモッタイナイ
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、外出の自粛や大きなイベントの自粛、お花見も自粛ってことで、今年は春は楽しめないなぁって思われている方も多いと思います。
しかしだからと言って、お家に籠ってっていうのは絶対に精神衛生上よくないと私は思うのです。
だって目にするニュースはほとんどが暗いモノばかりですし、友達や仲間との会話も”新コロ”関連がどうしても多くなりがちです。
こんなことしてテンションが上がったり、気分が良くなったりなんてなりにくいですよね。
私は「春」って、植物も動物も心を弾ませてくれる存在だと思っています。
そんな季節を無駄に過ごしてしまうだなんてモッタイナイと思いませんか。
春を感じるのは外に出なくても出来ます
今日は朝から会議を行ないましたが、この時に部屋の窓を全部全開にしていました。理由は”新コロ”感染拡大の防止のためですが、そのおかげで今日はとても気持ちのいい中で時間を過ごすことが出来たのです。
窓を開けると少し肌寒いくらいでしたが、服を1枚多く羽織って風を感じていると「あ~春だなぁ~」って心の底から感じましたし、風のそよぎというか流れを肌で感じていると春の幸せ感が体の中に湧いてきて、とても居心地の良い時間になりました。
春は家の中にいても感じることが出来ます。
明日のお昼間は窓を全開にして春の風を感じてみませんか?あるいはベランダに椅子を置いて、1枚上着を羽織ってコーヒーや紅茶を飲んでみるのも充実した時間を過ごせると思います。
お庭に出て太陽の光に当たるのもイイと思います。
幸せを感じるのは身近なところにネタがあります
特別な事をしなくても春を感じることは出来ます。
出掛けなくても春を満喫することは出来ます。
そしてこういうチョットした事が、ストレスを発散し心を前向きにしたり笑顔になることが出来るのだと思います。
出来ない事を悔やむのではなく、出来ることを見つけて楽しんでみませんか。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。