Instagramフォトコンテスト「選抜作家いけばな展を撮ろう!」の入選作品発表がありました

こんにちは。内藤正風です。

先週末に兵庫県公館において開催した「選抜作家いけばな展」において開催した ”Instagramフォトコンテスト” の入賞者発表がありました。

Instagramから生まれる”いけばな”の新しい楽しみ方

この”Instagramフォトコンテスト”では、いけばなの新しい楽しみ方や、いけばなの新しい魅力の創造をすることができればイイよね~と言うことで開催をしています。

私たちいけばなを生ける人間は、会場に展示する作品を心を込め自分の思いを形にして作品としています。そんないけばな作品を会場に来られた皆さん方が、どのようにご覧になり、どの部分に魅力や面白さを感じておられるのかということは十人十色であり、これが正解というようなものではありません。
ましてや今の時代、携帯やスマホの普及がほぼ100%に近づき、来場くださった皆さんがお持ちのスマホや携帯やデジカメと言う媒体を通じて、会場内の作品をどのように切り取りどのように魅力を引き出されるのかというのも、現代のいけばなの楽しみ方の1つではないかと思うのです。
そういう意味で、私はこのInstagramフォトコンテストの作品を毎回見ていてとても楽しみですし、とても魅力を感じています。

今回のフォトコンの全ての応募作品をご覧頂く事が出来ます

今回のInstagramフォトコンテストでも、とても素敵な作品ばかり応募されていました。入選作品はたった5点ですが、それ以外の応募作品もご覧頂く事が出来ます。
Instagramで  #選抜いけばな2018  で検索して頂ければ全作品をご覧いただけます。

ただ今回はかなり応募作品が少なかったです。
応募総数29点です。。。。。
いやー本当に人気ありません(苦笑)

こんなに応募点数の少なかった理由の1つには、4月に大丸神戸店において開催した「いけばな神戸展」と比べると来場者数が圧倒的に少ないという事と、もう1つは来場してくださる方の大半がご高齢の方というような事も大きく影響しているのだろうなと思います。

しかし何よりも1つハッキリと言えるのは、私たち主催者をはじめとする人間の告知不足という事が決定的な理由であるのは間違いないと思います。
だって”告知しているつもり”と、”伝わっている”のとは全く違う事なのですから。
あんなに一生懸命に案内したのに。。。。。こんなに沢山の人に告知したのに。。。。。っていうのは、自分がこんなにしたのにって事だけで、相手の方の行動に結びつけることや、興味を持ってくださるであろう皆さんには届いていないって事なのですから。

Instagramフォトコンテスト「選抜作家いけばな展を撮ろう!」入選作品の紹介

今回の「選抜作家いけばな展」において開催したインスタグラムフォトコンテスト「選抜作家いけばな展を撮ろう!」の入賞作品をご紹介させて頂きます。

最優秀賞

 

優秀賞

 

佳作

 

 

 

5名の皆様、本当におめでとうございました。
兵庫県いけばな協会の事務局よりダイレクトメッセージが届いていると思いますので、そちらでご連絡いただければ助かります。

投稿しなければ入選することはありません。下手な鉄砲も。。。です(笑)

どんな形にしろ、皆さんが”いけばな”を楽しんでくださり盛り上がってゆくって本当に嬉しく思います。
入賞者の皆さん、クオカード役立ててくださいねーー。

残念ながら入賞できなかった皆さん、次回も是非チャレンジしてくださいね~。私はこのフォトコンテストはかなり入選率が高いと思っています。
だって今回なんて約30作品の応募で5作品の入賞なのですから、約6作品に1作品が入選だなんて驚異的な確率です。(笑)
ちなみに前回のいけばな神戸展の時でも、262作品から5作品が入賞なんですから、約50枚強に1作品が入選って事なんですから、一般のフォトコンテストと比べるとかなりの高確率ですよ。

下手な鉄砲も数撃ちゃ。。。。ではないですが(笑)、次回はもっと沢山の枚数を応募してみてはいかがでしょうか?

次回 Instagramフォトコンテスト の予定

次回は10月25日(木)~30日(火)に大丸神戸店で開催する「兵庫県いけばな展」で、Instagramフォトコンテストを行います。
皆さんのご応募をお待ちいたしていますので、ドンドン投稿してくださいねーー!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。