未来を妄想しながら常に新しい要素を取り入れる事が、明るい未来への扉を開くことができるキーワードだと思います

こんばんは。内藤正風です。

今私は、光風流で5月の下旬に開催する展覧会形式の勉強会の計画を作り上げています。頭書は9月に開催する予定だったのですが、諸事情により急遽5月に開催を変更することになったので、ここ数日はガッツリとこの計画に時間の大半を使っています。

内藤の日常の2つの視点

私は何かを行うときに、必ず2つの視点で捉えるようにしています。ってか自然にそうなっています。
まず1つ目は「必ず、何か新しい要素を加えるか、新しい可能性を開く挑戦を取り入れる」という事と、2つ目は「行う事が将来にどんな可能性を開くかを意識する」という事です。

何か新しい要素を加えるか、可能性を開く挑戦を取り入れる

”いけばな”に限らず何か恒例の事柄を行おうとしたときには、ついつい前例踏襲になりやすいのではないかと思います。前回こうしたから同じようにしよう。。っていう考え方ですね。
特に何回も何回も歴史を積み重ねてきている事や、前回の成功体験が大きければ大きいほど、前回と同じようにしようという考え方が大きくなってしまったりします。これ自体は悪い事では無いと思います。これまでの伝統や伝承を大切にするという事であり、成功事例の良い所を継承しようという事なのですから。
しかし時代はどんどん移り変わっています。去年と今年で何が変わったのかと聞かれても分かりにくいでしょうが、確実に日々変化していっています。だって10年前と今とでは色んな事が変化していますよね。この変化ってある時に急に変わったのではなく10年間かけて少しずつ変わってきているのです。
ということは、正しいとか間違っているではなく、常に少しずつ移り変わってゆく必要があるという事だと私は思っているので、気付いたところから何かしらの変化を行ったり新しい要素を取り入れたり対するようにしているのです。

行う事が将来にどんな可能性を開くか

事業や行事をおこなっていると、そのこと自体を開催する事が目的になってしまっていたりします。たとえば”いけばな展”を開催し無事に終わって良かった良かった!!とかってことです。
いやこれはこれで大切なんですよ。無事に事業を開催し盛会裏に終えるって。
しかし私が言っているのは、無事に開催し盛会裏に終えるために色んな事を考えたりするっていうのは言うまでもなく大切な事であって、その上に。。という事なのです。

私が言う将来にどんな可能性を開くかというのは、今回のいけばな展で取り組んだことや新しい挑戦を生かして、次はこんな事も出来るなぁって妄想するって事や、あるいは将来的に〇〇な事が出来るようになるための1つのステップとして今回のいけばな展ではこんな挑戦や改革をしてみようーとかって事なのです。

人は強く思った通りに人生が進んで行く

結果として出来るとか出来ないとかって事ではなく、将来こんな風になりたいなぁ~とか、将来こんな事が出来るようになりたいっていう未来の妄想をして、そちらに向かって進んでいくって楽しいんですよねー。
ってかこういう思考をすると、大概の事は実現してゆきます。100%達成できるか30%の達成なのかということはその時によって色々です。けれど確実に思った方向に近づいてゆくことが出来るのです。
自転車乗っている時に溝にはまりそうになって「溝に落ちる落ちる落ちる~~~」って思っていたら大概溝にハマっちゃったって経験ありますよね。人間は心で思ったそのとうりに身体が動く動物なのです。身体の動きが積み重なって行動になるのです。そしてこの行動が結果になるのです。

どうせだめだー。。。とか、わたしなんて。。。とか思うのではなく、このふたつの視点を意識してみてください。色んな事の見え方が変わってきますし、結果が付いてくるようになってきますよー。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。