成人式で暴れたい人にお薦めの、アドレナリン出まくりでテンションあがりまくりになれる成人式

こんにちは。内藤正風です。

1月15日は意味のある日なのをご存知ですか

今日は1月15日です。ちょっと前まではこの日が「成人の日」で、「とんど焼」の日だったんですよねー。
最近は連休にするために祝日を月曜日に移動しているので、その年によって日が全く違っていたりしていますが、本来はその日に意味があって制定されていたんですよね。

「成人の日」は古来より1月15日に元服の儀式(成人の儀式)を行っていたことに由来していますし、「とんど焼」は1月15日が小正月でこの日までを松の内とよんでいたので、この日にお正月飾りを燃やすようになっていたのです。
ちなみに”正月”とは1月をさす呼び名で、元旦は1月1日の午前まで、元日は1月1日の事をさす言葉です。

祝祭日の中にはその日に意味がある祝祭日がある

昔と比べたら人々の環境や生活のパターンなどマルッきり変わってきているので、祝祭日の日程が変わるのも仕方ないことだと思います。しかし日が変わることで、その祝日の本来持つ意味や古来からの言い伝えまでなくなってしまうのはとても残念でなりません。

この世にある色々な事には全て”本質”があると思います。
”本質”とはウイキペディア先生によると

一般的には広義の使われ方として、「見せかけ」や「表面上の事柄」に対する概念としての「正体」や「真髄」など「ものの奥底にある表面的でない、中心的な、本当の「性質」の意味で使われる。

と書かれています。

なぜその行事がその日に行われているのか。古来よりその日に行われていたのにはどのような意味や先人からの思いが込められていたのか。その行事で何を伝えようとしていたのか。ということをしっかりと知ることが大切だと思うのです。

そう言えば成人式で暴れるアホが。。

先日の成人式で暴れるアホがいましたよね。成人式と言うことでテンションあがって喜んでいるのでしょうが、時代が時代ならその場で切り捨てられて終了です。だって日本の成人の日(元服)の概念は、大人として義務も権利も責任もその日から発生し一切の甘えを許さないということです。何をしても許されるなんて思っているのは、成人に値しない幼稚なガキって事でしかないのです。

暴れたい人に最適な成人式があります

まあ私も大人になったと自分では思っているので、成人式がうれしくてテンションが上がって、暴れたり目立ったりしたい人の気持ちもわかるので、そういう人にはバヌアツの島で行われている成人式を用意してあげたらいいんじゃないでしょうか。

バヌアツ島の成人式は、足にツタをくくりつけて数十メートルの高さから飛び降りるのです。正式にはバヌアツ島では、これが出来て初めて一人前として認められる通過儀礼ですが。。。
そう、バンジージャンプの起源と言われているものです。

テレビでご覧になったことありませんか?

な~んだ、バンジージャンプなら今までにした経験があるから余裕だよ~って思った皆さん、甘い甘いーー(笑)
バンジージャンプは専用のゴムのロープです。そして下は水だったり、マットが敷いてあったりで安全対策も完全なところです。

これは、ツタですよ。ツタ!!!やぐらの下は地面です。安全対策なんてマルッきりありません。
度胸と気合一発で飛んで、運が悪ければ地面に激突して大けがするか死んじゃうんですよ。
私は日本に生まれて、二十歳になったらもれなく全員成人として認めてもらえるシステムの中で成人させてもらえてよかったと思います。だって大人として認めてもらうために、ツタで足くくって飛ぶようなことできません(笑)

成人式に暴れたり、目立ちたい新成人の子たちには、成人式の会場前で、これさせてあげたらどうでしょう。
その辺で暴れるよりもアドレナリンが吹き出しまくりになるでしょうし、暴れたりして目立つよりも数十倍目立ちますよね。

そんなんことを思った1月15日でした。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。