成人の日に開催される二十歳の集いって、大人の勝手な都合で18歳から20歳の人を振り回しているように私は感じるのです

ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

今日は成人の日です。各地で二十歳の集いとかいろいろな名称で式などが行われている投稿がSNS上で沢山流れており、晴れ着姿や皆さんの嬉しそうなお顔を目にして、おめでたく嬉しい気持ちになっています。

今の成人の規定はダブルスタンダードだと思う

ところで私は、今の成人の規定にはものすごく違和感を感じています。
と言いますのも、2022年4月に民法が改正され成人年齢が18歳に引き下げられましたが、この成人の規定はダブルスタンダードな気がするからです。
18歳になったら成人です。と言っておきながら、これとこれは大人と認めるけれど、これとこれは大人と認めませんって、すごく違和感を感じるんですよね。だって大人の勝手な都合で、良いようにしているようにしか思えないんです。

そもそも大人の認定に、一部分は大人だけれど一部分はまだ未成熟なので大人として認めることはできません。。なんて、それってすなわち、そんもそも大人として認めたらあかんって事違うんですかね。

大人ならば行動に責任を持つべきだし、責任を取らせるべきだと思います

毎年、地域によって名称は様々ですけれど、二十歳の集いとかで式典を妨害したり暴れたりする輩がいますよね。そういうやつがどうこうという議論はとりあえず置いておいて、私は大人としてのけじめとして、式典を妨害したり暴れたりした奴はそのまま逮捕して裁判にかけて厳正に処分したらいいと思うのです。
だって大人としてその場にいるのですから、大人は自分の言動に責任を持つべき立場でしょう。

派手な服装をしたければすればいい。踊りたければ踊ればいい。けれど式典を妨害したり、物を壊したりというような類の事は、明らかに法に触れる行為なのですから裁かれて当然だと思うのです。
だって、二十歳の集いではない別の機会というか日常の中でそういうことをしたら、確実に警察を呼ばれて逮捕され、そして裁判にかけられて罰金を言い渡されたり刑務所に送られたりしないといけないですし、マスコミに取り上げられて氏名や住所などを公開されて、仕事まで失ったりするのです。

なので二十歳の集いとかで妨害したり暴れたりしたければ、それだけの覚悟を持って行ない、そして自らでキッチリと責任を取らせるべきだと思うのです。

世の大人が、都合の良いように線引きしているようにしか見えない

人はその立場や環境によって意識は違ってきます。これは差別をしているのではなく、経営者と雇われ人で意識や考え方が違ってきたりします。子供をもうけている人とそうでない人とで意識や考え方が違ってくるでしょう。これはどちらがいいとか悪いではなく、そういうものだと思うのです。

私は大人かどうかの線引きは、明確であるべきだと思っています。なので、この部分は大人、しかしこの部分は大人として認めません。。。なんていうのはおかしいと感じるのです。だって大人かどうかの判断に「部分認定」って変じゃないですか。酒は飲んだらあかん。たばこは吸ったらあかん。競輪や競馬、競艇やパチンコはしたらあかんって言っておきながら、借金はしてよい、結婚はしてもよい、責任は自分で取りなさいだなんて、大人という定義を、世の大人が都合の良いように線引きをしているとしか思えないのです。

ま、そんなことを言っていると「二十歳の集い」って何??ってことになっちゃうんですけどね。20歳が節目でお祝いしようっていうなら、30歳や40歳や50歳も節目なんですから節目の会をしないと。大人のお祝いというならば成人は18歳なんですから、18歳の人が集まるべきでしょうし。。(笑)

成人の日に私が毎年感じる違和感をグダグダと書いたブログになりましたが、適当に聞き流しておいていただければと思います。(笑)

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。