マックスブログ塾の忘年会からの気付きと学び。まあ大半はおバカ騒ぎなんですけどね。

こんにちは。今日は車で移動しながらブログを書いている内藤正風です。
あっ助手席ですよ、助手席(笑)

 

昨夜はマックスブログ塾の忘年会に行ってきました。
今年はブログ塾の仲間の“ジョン兄(にい)”こと井上鍾国さんの焼き肉屋さん「高麗ガーデン」さんで開催されました。
堺市の都心部からチョット離れた場所にあるんですが、最寄駅からタクシーに乗っても行く価値のあるお店です。いや本当ーーーに美味しいんです!!

 

人は面白いことが好き

そんな美味しい料理を食べながら過ごす時間は、ただただひたすらに面白いだけ!!
人って40歳や50歳になると、日常の中でお腹の皮がよじれるほど笑ったりそんなおバカなことをすることもなくなっちゃうのでしょうが、人って基本的に楽しいことが大好きなはずなんですよね。なのに“いい歳だから”と言う訳の分からない理由をつけて世の中悟ったような顔をしているんです。

お坊さんとかならそれもいいかもしれないですが、所詮私たちはおバカさんなんですからカッコつけても仕方ないと思うのです。
そんな事するよりも「あの人と居たら楽しい!!」って思ってもらった方が、よっぽど皆んなハッピーになれると思うのです。
これってブログ塾のことだけではなく、私たちがしている“いけばな”や“いけばな教室”でもおんなじ事だと思います。

激変の一年、システムや価値観や色んなものが変わった

そんなおバカで怒涛の3時間でしたが、最後に壁下塾長が〆の挨拶の中で言われていたことがとても心に残りました。それは、
「今年、しっかりと着実な歩みをしていなかった人は、来年は辛い一年になるよ!」
って言葉です。

これ決してブログとかSNSに限定された話ではないと思います。

昨今の時代の流れの速さは、これまでの人類の歴史の中にない激流になっています。
人が物を買うと言う行為も2年前とはまるっきり変わってしまっています。みなさんが求めるお家の役割もドンドン変わってきています。住宅環境も人の価値観も10年前とは激変しています。

と言うことは、私がしている“いけばな”や“いけばな教室”の役割やありようも大きく変わって来ていると言う事に他なりません。

“いけばな”は「花型」を学ぶことに終始してはいけない

今年1年間、生徒さんに何を伝えようとされましたか?何を考えながら教室の運営をされましたか?
生徒さんにただ漠然と、お花の型をお稽古してもらっただけになっていませんか?

いけばなが「型」を学ぶことだけでは皆さんに満足していただけなくなくなったから、いけばなをお稽古する人が減ったのです。これは良いとか悪いとかではなく現実なのです。
それを女性が嫁入り前にお稽古しなくなったとか、お家に床の間がなくなったとか、理由をつけても仕方がないのです。
これって時代が移り変わっているって事だけなのです。だって“いけばな”は元々は男性のものだったし、床の間が各お家にもれなく設えられるようになったのは明治以降なのですから。

今こそ“いけばな”は、いけばなに本来ある魅力と価値を大切にする時

そう考えると、一時代のブームや流行が過ぎただけであり、今こそ“いけばな”が本来ある魅力や価値をしっかりと再認識し、私たち自身がそこに軸足を置かなければならない時なのだと思います。

生徒さんにお花の「型」をお稽古してもらうだけの1年になっていた人は、今からでも遅くありません。お花の楽しみ方や役立て方を生徒さんに伝えるように意識してみてください。
そう言う意識をして、そんな中で思いつくことをどんどん取り入れたり行動に移してみましょう。

所詮人間は大きなことは出来ないです。毎日のチョビッとだけを積み重ねて行けばそれが大きな力になるのです。まさに“塵も積もれば山となる”ですよーー。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。