全てのデータが入ったハードディスクが壊れたことがキッカケで、強制的に開かれた新しいステップへの扉

こんにちは。忘年会続きの内藤です。

一昨日は暴燃会。。

 

昨夜はしっとり忘年会

 

いよいよ明日が、内藤の年内最後の忘年会になっています。
いや違う、明日は飯盛会(はんせいかい)だった!!!(笑)
明日は神戸に集まってきてくださる皆さんのアテンドを、心を込めてしっかりとさせて頂きますよーー。

年末になって大きく時代が動くきっかけが起こりました

そう言えば今日は巷では仕事納めですね。皆さん今年はどんな1年だったでしょうか。
私は。。。ええ例年通り、納まりません。教室は明日の午前中でラストになりますが、その他の事は全然全く納まりません。(笑)31日までお仕事します。例年同様に31日午前中までゴソゴソして、納まらないので諦めますーー(笑)

特にこの年末は、先日全てのデータを保存しているハードディスクが”ポン!”って逝っちゃい専門の人に復旧をお願いしているので、データ関係がマルッと手元に無くて仕事上わかんない事だらけで、もうほぼ即死しています。まっ、即死って言っているって事は=開き直っているってことなので、あとはなる様になるって事なんですけれどね。
おかげでこの年末は年賀状も書けません。だって住所データも逝っちゃったハードディスクの中に入っていたんでお手上げです。ここまでなっちゃうと諦めも早いっす(笑)
ってことで皆さん新年に年賀状は行きませんので、お許しくださいね。

ただ年賀状はお出ししませんが、今年も動画で年頭のあいさつをさせて頂こうと思っています。
動画での年頭のご挨拶は今回が初めてではなく、昨年のお正月と今年のお正月に2年続けてさせて頂いていますので、これまでにご覧くださっている方にとっては珍しくもなんともないかもしれませんが、興味がありましたら、そちらをご覧いただければ幸いです。

新しい時代の幕開きはいつも痛みを伴う

時代の移り変りの中で節目と呼ばれるときが出てきます。そしてその節目は大きなものであるほど痛みを必ず伴うと私は思います。第二次大戦の前後でマルッきり世の中の価値観や構造は変わっちゃいました。明治維新の前後もそうです。そしてこういうときにはとてつもない大きな痛みが伴ったのは皆さんご存知の通りです。

こんな凄い事例を引き出して私の今と対比させるのはあまりにもおこがましい事と思います。しかし私の中では今回の事を通じて、そのくらいの改革を行おうと思っています。
いけばなに関する事、事務的な部分、流派に関わる事、私の人生について等々、全てにおいてです。

今回の事でデータがどれだけ復旧できるのかも現状では解りません。最悪の場合一切のデータが消えてなくなってしまいます。
私の世代くらいの方の人生はパソコンと共にあったといっても過言ではありません。学業を終えたころにパソコンがかなり仕事上では使われるようになり始めており、その頃から流派の師範のみなさんの住所や師範になられた日などをパソコンに入力して管理するようになりました。そして帳簿関連もパソコンで行うようになったり、そうしているうちにWindows95が発表されて全てがどんどんデータ化されてゆきました。
そんな中で積み上げてきた32~3年間の蓄積が全て消えてしまうかもしれないと言うのは、私にとってはそれくらい大きなことなのです。

過去を振り返ったり悔いる労力があるならば、未来に一歩を踏み出したほうが良い

こういう状況の中では、データを元通りにする事だけにこだわっても仕方ないと思うのです。いや、データがたとえ僅かでも沢山復旧するように最善は尽くしたいと思います。しかし最善を尽くしたうえで無くなってしまったデータは悔いても元には戻りません。
そんな事に労力を使うよりも自分の今している事をすべて見直して、言うなれば断捨離や新しいシステムへの移行や導入をして、時代へアップデートと言うかシフトアップた方がよっぽど良いと思うのです。

時代はどんどん移り変わっています。その移り変わるスピードもどんどん速くなっています。今年の価値観は来年にはすでに時代遅れになってしまっている事が沢山出てくるであろうくらいのスピードです。
そんな中で今回のデータが飛んじゃった一連の出来事は、何かしらの私への啓示だと思います。今のままでいてはいけないよと言う。

ええ、ガッツリ大鉈ふるいます。データの保存に関する部分だけではありません。全てにおいてです。
そんな事を思っている2017.12.28です。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。