SNSは万能ではないし、自分の都合の良い時だけ投稿したら見てもらえるなんて事もありません
ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
今日のブログではSNSについて書きたいと思います。といっても、私はSNSの事を十分理解しているわけでもありませんし、使いこなしているわけでもありませんので、「こうすればよい」というような上からな事は書けません。
がしかし、大いなる勘違いをされている点がある事はわかるので、そのことについて書きたいと思います。
あなたの投稿は誰にも見られていない
いきなりキツイことを書いてすみません。しかし、この事を決定的に勘違いしている人が多いです。はい。あなたの投稿には誰も興味がありません。
あなたは日頃、どんなSNSを使われて投稿されていますか?Instagramですか?Facebook?X?ほかのどんなSNSですか?
ちなみに投稿をしたら、どのくらいの「イイネ(そのSNSによって言い方は変わりますが)」が、一投稿あたりついていますか?
結論から言います。SNSの種類を問わず1投稿当たりのイイネが100以下のひとは、発信力は無いと思ってください。発信力が無いということは誰にも見られていないという事です。
では1投稿あたり20~30とか60とか70のイイネがある方はどういうことかというと、知り合いや友達で投稿をご覧くださっている人があるという事です。ま、友達くらいには見てもらうことが出来ているねという事です。
そして1投稿あたりのイイネが一桁の方、友達どころか知り合いにすら見てもらうことが出来ていないと理解してください。
見方を変えるともっとわかりやすいかもしれませんね。
あなたは日本の一地方に住まれていけばなをしている人の投稿を、毎日追いかけてご覧になられていますか?。あるいは、あなたは自分と同世代の同性別の方の一般人の投稿を毎日ご覧になられていますか?。ご覧になっていないですよね。そっくりそれが、日本人から見たあなたの位置づけだという事なのです。
あなたが投稿している事すら誰も知らない
このくだりは質問から入らせていただきます。あなたのSNSの投稿の頻度はどのくらいですか?毎日?週一?月一?
毎日投稿されている方の記事は、お友達とか身近な人にはご覧いただく事が出来ていると思います。
しかし不定期で、しかも数か月に1度しか投稿していない人の記事は、身近な人にすらご覧いただくことが出来ていないといえるでしょう。
だってSNSのタイムライン上にはいろいろな投稿が流れるようになっています。そしてこのタイムラインは全ての人に同じものが流れているのではなく、それぞれの人の好みに合わせた投稿が流れるように最適化されています。ここでいう「それぞれの人の好みに合わせた」というのは、よく見ている人の投稿と理解していただいたらよいでしょう。
つまり数か月に1度しか投稿していない投稿は、誰かの好みに合わせて誰かのタイムラインに表示されることもないということになります。
自分の都合の良い時だけ見てもらうことなんてありません
SNSは万能ではありません。そしてこれまでのくだりで書きながら検証したように、見てほしい記事だけ投稿して見てもらおうなんて都合の良いことは、絶対に起こりません。
いけばな展を開催するときだけ投稿する。何かイベントをするときだけ見てもらいたい。ホームページを更新した時だけ見てもらいたい。そんな都合の良いことは絶対に起こりません。
自分の投稿を見てもらいたければ、人の投稿を見てあげましょう。自分の投稿にイイネしてもらいたいならば人の投稿にイイネをしましょう。そしてそれをたまに行うのではなく、継続して行ないましょう。
だからこそ相手に自分の事を興味を持ってもらうことができるようになるのですし、見てもらうことができるようになるのです。
SNSに投稿したらみんなが見てくれるなんてことは絶対にありませんし、誰かが見てくれるなんてことも絶対にありません。
だからこそSNSへの毎日の投稿や日々のSNS上での交流の継続こそが、自分の発信力を大きくする唯一の方法なのです。
と、ここまで書いてふと思いましたが、なんか光風流のSNS委員会への業務連絡みたいになっちゃいましたね。(笑)
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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