大正ロマンの香りに満ちたフランス・ルネサンス様式の歴史的文化遺産を会場に「選抜作家いけばな展」を開催します

こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

今日は朝から夜まで予定が一杯ですので、車の移動中に音声で文字入力を行ない、隙間時間に音声入力の誤字脱字の確認をして、そして編集をする形でBlogをアップしています。

ってことで本日は、6月に開催するいけばな展「選抜作家いけばな展」のご案内をさせて頂きます。

フランス・ルネサンス様式の歴史的文化遺産を会場に行う「選抜作家いけばな展」

「選抜作家いけばな展」の特徴はいくつかあるのですが、その中でも一番大きな特徴の一つとして「兵庫県公館」を会場に開催する点が挙げられます。

この「兵庫県公館」と言うのは、兵庫県の迎賓館として内外からの賓客の接遇や県政の重要な会議、そして表彰や式典などで利用されている建物で、もともとは明治35年(1902年)に兵庫県本庁舎として建設されたものになります。

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ちなみにこの建物は、建築家、山口半六氏が設計したもので、明治の文明開化から大正ロマンの頃にかけての匂いがプンプンする、とても重厚な建物で、フランス・ルネサンス様式の建造物としては、規模・優雅さともに日本一ともいえる歴史的文化遺産です。

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いけばなに流れる「活かす」という考え方

こういう建物の中で「いけばな展」を開催するのですから、やはりその場に相応しい作品でないと場所も作品も活きてこないですよね。

いけばなには「相応の心得(そうおうのこころえ))」と言う考え方があります。
簡単に言うならば、
・その「場所」にふさわしくする
・その「機会」にふさわしくする
・「季節」にふさわしくする
・「使う材料」にふさわしくする
・「使う器」にふさわしくする
・「来られる方」にふさわしくする
というように「ふさわしくする」と言う事が大切ですよ、と言う教えです。

ただここで言う「ふさわしくする」というのは、媚びへつらうという事とは全く違います。

その場所が活きるようにする(活かす)
その機会が活きるようにする(活かす)
季節感を活かす
と言うように「活かす」と言う事がキーワードになるという事です。

なのでこの「兵庫県公館」と言う会場だから出来る作品や展示にこそ面白みや醍醐味があり、この展覧会で本展を行なう特徴になっているのです。

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大正ロマンに抱かれて楽しむいけばな展

兵庫県公館は日頃は県の特別な施設ですから、一般に公開されていません。
そんな建物を会場に「選抜作家いけばな展」は開催しますので、この度は、いけばな作品と共に建物もご覧いただき、大正ロマンを感じて頂くと共に、フランス・ルネサンス様式の重厚でシャレオツな空間もお楽しみ頂きたいと思います。
ええ、もうそれだけで日常に無い時間を満喫していただく事が出来ます。

是非皆さん、お越しくださいね。

 

会期・・・6月3日(土)~4日(日)
時間・・・10時~16時
入場無料

兵庫県公館の場所や行き方はこちらをご覧ください↓↓
兵庫県公館へのアクセス

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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