YOROZU salonを開催しながら思う、私が皆さんに出来ることは何かということ

こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

今日はYOROZU salon 12thを開催しています。

出店されている皆さんに何を提供できているか

年4回開催しているこのイベントも12回目を迎えたということは、丸3年が経ったということになります。
過ぎてみればもう3年も経ったの?。。って感じです。

そんな中でこのYOROZU salonを通じて回を重ねるごとに、強くなっている思いがあります。
それは、「私は出店者の皆様に何が提供できているのだろう」ということです。
場所を無償で提供させていただいているのは、言うまでもありません。電気代も何もいただいていません。それは決して「使わせてやる」と言うような上からの考えではなく、私の友達や光風流の仲間の皆様に役立つ機会を持っていただくことができればという思いからです。

とはいえ12回も回を重ねてくると、そこでイベントを開催していると言うことだけではなく、その機会を通じて何を皆様に得ていただくことができているかと言うことがものすごく気になってきて、出店者の方に「もっとこんな風なことをやってみたらどう?」なんてコンサルまがいなことを言ってしまってから、自分の分をわきまえないことを言ってしまったかなぁなんて反省したりなんかもしています。

刺激や学びや喜びは一人一人違う

YOROZU salonでは、とにかく全ての方に刺激や学びや喜びをえていただくことができれば良いなぁと思っています。
それは出店者同士の中で、出店者とお越しくださった方で、お越しくださった方同士でと言うようにあらゆる関係の中でそうなれば良いなぁと思っています。
しかしこれだけは私1人でなんとかなるものではありません。だって刺激や学びや喜びは一人一人違っているからです。

例えば学びを例に挙げて考えると分かりやすいと思いますが、同じ話を聞いていても聴く側の立っているアンテナによって「なるほど」と思うポイントは変わってきます。
なので同じ人が同じ話を聞いていても、その人の現在置かれている状況によって「なるほどポイント」は毎回変わってくるからです。

成長の機会「YOROZU salon」

私は、人の成長は人と人との関わりの中でこそ得ることができると思っています。
それは、人と話をしている中でや、人がしていることを見て、自分が理想としている人の様になりたいと思ってなど様々なパターンがありますが、いずれにしても人というキーワードは絶対に外すことができないと思うのです。

なので自分を成長させたいと思うのならば、理想とする人と関わることや理想とする場に身を置くことこそが一番の近道だと思いますし、このYOROZU salonが、出店されている皆さんやお越しくださる皆様など全ての方にとって、そう言う機会になりたいと思うのです。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。