昨日、宮中において「歌会始の儀」が開催されましたので、私も令和5年お題「友」をいけばなで表現しました
こんばんは、内藤正風です。
今日は朝から夜まで光風流本部いけばな教室のお稽古だったので、こんな時間からのブログアップになります。
さて昨日は皇居において新年恒例の「歌会始の儀」が執り行われました。皆さんネットやテレビなどでご覧になられましたでしょうか?
令和5年 歌会始の儀 御製
歌会始というのは、宮中において和歌(短歌)を披露しあう「歌会」の中でその年の始めに行なうものの事を言います。
毎回、前の年にこの歌会始の”題”が示され、その言葉を織り込んで歌を詠む様になっています。
令和5年は「友」がお題となっており、昨日の宮中歌会始で披露された、天皇皇后両陛下の御製御歌と敬宮(としのみや)愛子様の歌は次の通りです。
●天皇陛下(御製)
コロナ禍に友と楽器を奏でうる喜び語る生徒らの笑み
●皇后陛下(御歌)
皇室に君と歩みし半生を見守りくれし親しき友ら
●敬宮(としのみや)愛子さま
もみぢ葉の散り敷く道を歩みきて浮かぶ横顔友との家路
私も令和5年お題「友」を ”いけばな” で生け表しました
”いけばな”にも、この歌会始のお題をお花を使って生け表すという伝統があり、私ども光風流においても毎年行っています。
なので私もこのお題「友」をお花で表現しました。
花材・・・スワエ(枝物)、ツバキ(枝物)、ストレリチア(オレンジ色)、シンピジューム(緑色)、スイセン(白色)、ハボタン(白色)、オオギク(赤色)
花器・・・陶器製変形水盤
敷板・・・組合せ花台
光風流家元講師、家元准講師が生け表した、お題「友」の作品を紹介します
いけばなの作品は10人いれば10通りの表現がありますので、第一線で活躍されている光風流家元講師と光風流家元准講師の皆さんの作品も紹介させていただきます。
光風流副家元 内藤貴風のお題「友」
光風流家元講師 藤本和甫のお題「友」
光風流家元講師 今榮明甫のお題「友」
光風流家元講師 山本美津甫のお題「友」
光風流家元講師 村上徳甫のお題「友」
光風流家元准講師 神月喜代甫のお題「友」
光風流家元准講師 平尾智甫のお題「友」
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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