「旧正月は私は関係ない」なんて思わずに、ハロウインやクリスマスのように自分から楽しむ機会にしちゃわないと勿体ないです

こんにちは。内藤正風です。

今週末の日曜日、1月22日は旧正月です。
私の神戸教室がある元町商店街の近くには南京町がありますので、1月22日と27日~29日は春節祭のイベントが催されます。

「旧正月」は実は今も色んな所でお祝いされています

旧正月というのは現在世の中で使われているカレンダーではなく、旧暦のお正月の事を言い、そして旧暦とは今使われているカレンダーが採用されるまで日本において使われていたカレンダーの事を言います。
ちなみにいま世界的に標準とされている暦はグレゴリオ暦という暦で、日本は明治に入ってからこの暦を使うようになりました。

この旧暦は、日本だけではなく台湾や中国や韓国やベトナムでも同じ暦を使っていました。(厳密にいうと国ごとにチョットずつ違うんですけどね。)
そんな事から今でも台湾や中国や韓国やベトナム、そして中華系の人達が多い国(シンガポール・マレーシア・インドネシア・フィリピンなど)の国では、1月1日のお正月よりも盛大にお祝いされています。
そして日本でも一部の地域では、今でも旧正月をお祝いするところもあるようです。

旧正月は毎年日が違います

今年の旧正月は1月22日ですが、いつも1月22日が旧正月になるという事ではありません。昨年は2月1日でしたし、一昨年は2月12日が旧正月だったように、毎年日が変わるのです。

なんで変わるのかっていうのは、旧正月は暦の日で決っているのではなく天体の動きによって定められているからなんですが、これが分かったような分からないような決まりなので、興味がある人は勝手にググってください。

せっかくの「旧正月」を楽しみましょう

ほとんどの地域でお正月は1月1日にお祝いされていますが、神戸の南京町や横浜の中華街では春節祭が開催されていますし、長崎ではランタンフェスティバルが開催されたりと、各地で旧正月にちなんだお祭りが沢山あります。
日本人はこういう催しを生活に取り入れて楽しんでしまうのが上手な民族なんですから、ハロウインやクリスマスのようにイベントとして楽しんだら良いと思います。

ちなみに楽しむっていうのは、自分で楽しい事を見つけ出すことが基本だと思うのです。なので旧正月を理由にして、春節祭的に考えるならば夕食は中華料理を家族や仲間で楽しむのも良いでしょう。ランタンフェスティバル的にランタンを飾って雰囲気づくりをするのも良いでしょう。とにかく何かを理由にしてみんなで集まったり、飲食をしたり、どこかに行ったりして見てはいかがでしょうか。

たとえば、旧正月だから南京町に行ってお買い物をしよう。
旧正月だから、美味しいお店を予約して中華料理を食べに行こう。
旧正月だから、神戸に遊びに行こう。横浜に遊びに行こう。長崎に遊びに行こう。
旧正月だから、ホテルにお泊りに行こう。
旧正月だから、映画見に行こう。
みたいな感じって如何ですか。

何でもいいんです。折角のイベントなんですから理由を作って楽しんじゃわないともったいないです。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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