事前準備をしっかり行なうからこそ臨機応変な対応が可能になり、最高の結果を出す事ができるのです

こんばんは、内藤正風です。

今日は私共光風流の新年会を開催しました。

光風流新年会は、実行委員会を毎年立ち上げて企画運営しています

光風流の新年会は「新年会実行委員会」という組織を立ち上げて開催しています。
この実行委員会は、光風流で学ばれている経験の浅い方や中堅の皆さんの中から選抜して委員になっていただく形で、企画運営を行なっていただいているのです。
ではなぜ長くお稽古されている方や役員の先生方ではなく、こういう形をとる様にしているのか一言で言うならば、新年会のマンネリ化防止のためです。

組織というのは毎年行う様な事業ではどうしてもマンネリ化してしまいます。
そしてこのマンネリというのは、計画する側にも参加する側にも悪い影響が出てきますので、新年会がマンネリ化して形骸化しないようにどんどん新しいアイデアを取り入れて行くために、この様な形をとっているのです。

用意万端整えてみんなの力を結集した光風流新年会

今回の新年会では、式の進行をまとめた「式次第」だけではなく、場面の変化やセリフや動作などを書いた「シナリオ」と、時間ごとの動きをまとめた分刻み(中に一部は秒刻みもありました)の「タイムスケジュール」も用意して、リハーサルも行なった上で当日に臨んでいます。
なぜここまで行なうのかというと、ホテル日航姫路でお願いしている新年会のプランに2時間という時間の制約があり、その中で全てを終えなければならないからです。

なので、基本的なシナリオやタイムスケジュールを作り上げて置いたうえで当日に臨めば、プログラムが進行している中で予定よりも時間が長くかかってしまった場合にはそのあとの部分で少しスケジュールをまいて調整することが可能になりますし、逆に予定よりもスムーズに進んで時間が余ってきたときにはそのあとの部分を少しゆっくり目に進めてゆく事が可能になります。
なので準備段階ではあらゆる場面を想定してリハーサルを行なっておく必要があるという事なのです。

その上で当日は各部を担当されている実行委員の皆さんがそれぞれに判断をしながら自由に動けるようにしておき、そして最高の結果が出るように容易万端を整えてくださっているからこそ可能になっているのです。

事前の準備の大切さを毎回痛感する新年会

今日の新年会も、自分で言うのもなんですが大盛況&大成功だったと感じています。
そしてこの新年会をこんなにも素晴らしい機会にすることができたのは、新年会実行委員会の皆様や役員の先生方がものすごく細かいところまで準備を行なってくださった事と、今日も新年会開会時間の1時間半前から会場で準備やリハーサルを行ないながら最終確認を行なってくださったからに他なりません。

いや〜ほんとに、新年会では毎回、事前準備の大切さを痛感しますし、今回もそれを再確認する機会になりました。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。