新年会の準備をしながら思った、自分をレベルアップさせようと思うなら、まずとにかく行動しなければならないという事

こんばんは。内藤正風です。

昨日までのグダグダな生活から一転して、今日は朝から会議2つを行ない、その後新年会の準備を行ないました。

やっぱりこういうチャンとした生活を送ったほうが充実感があって良いですね。(笑)

お花は単なる装飾という事だけにとどまらず、その場所の格式までも高めます

明日は私ども光風流本部いけばな教室におきまして「新年会」を開催いたします。
この新年会では、流派の「初生け」としまして、「花手前」を行ないます。
今日の新年会の準備の中でもリハーサルを何度もして準備をされていました。

今年の花手前の「介添え役」は高校男子が努めるのですが、これが最高にイイ!!
若い男子が花手前をしてくれるって、それだけでオッサンやオバハンはテンション上がっちゃうんです。
いや、本っ当~~~に、イイっ!!!!!
(笑)
本番の明日が楽しみです。

お花を生けると言いますし、お花を立てるともいいます。
これは神前や仏前にお花を献じる事に由来しています。
神前・仏前に花を立てると言いますよね。

この事からもお解りいただけるかと思いますが、お花を生けて飾るというのは、単にその空間を装飾するという事だけにとどまらず、畏敬の念をはらうとか、敬意や心を表すとか、その場所を正式な機会とし、格式を高めるという役割もあります。

豪華な花を使ったとか、派手な彩りになっているとか、そういう事ではありません。
お花がそこに飾られ(立てられ)存在しているという事自体に、とても大きな意味があるのです。

予算が無いから、お花なんていいよね。。。。。って考えられている方は、自らその場所やその機会、その催しの格を下げてしまうという結果になっているのです。

お花を飾るか飾らないかと言うのは、お金の問題ではなく意識の違いです。

予算が無ければ大きな作品を飾る必要はありません。
各テーブルにお花を飾るだけで、全然違ってきます。
何本もお花を使う事が出来なくても、一輪挿しがテーブルにあるだけで全く違います。

自分の会社をもっと高級感を感じられるようにしたいと思っている方。
自分のお店にもっと良いお客様にお越しいただけるようにしたいと思っておられる方。
お客様の客単価をもっと上げたいと思っておられる方。
自分の生活を少しでもレベルアップさせたいと思われている方。
こういう皆さんはまずお花を飾るという事を行えば、必ず前進する事が出来ます。

えぇ~嘘つくなよ~って思われたあなた!、そういう考えをしているあなた自身のその価値観こそが、そうなる事が出来ない一番の原因になっているのですよ。

自分をレベルアップさせようと思うなら、まず自分自身がとにかく行動すれば、自然に意識の高い人が集まって来てくださいます

お花を飾るというのは一部分だけの事です。
しかしお花を飾る生活をされている方や、その価値を知っている方は、経費節約の為や遊びに行くお金を捻出するためにお花を飾らない方とは、価値の共有は出来ないのですから、価値の共有が出来ない人とお友達になる事は難しいですよね。
昔から言う「類は友を呼ぶ」ってやつです。

簡単に言うならば、1,000円の価値観の人には1,000円の価値観の友人が出来ます。
10,000円の価値観の人には10,000円の価値観の人が周囲に居られます。
100,000円の価値観の人には、100,000円の価値観の人が集まってこられています。

人間はどうしても、家具や壁の色や装飾品などに意識が行ってしまいがちですが、実は自分自身の価値観、すなわち意識や内面を変えなければ、どんなに着飾ってもそれだけで終わってしまいます。

あなた自身が、お花を飾ろうと思う気持ち、そして一輪挿しでもいいのでお花を飾る行動、この2つさえあれば、あなたはどんどん自分を、自分の会社やお店を、自分のご家族を、ステップアップやレベルアップさせて行く事が出来ます。
そしてその事こそが、良い友人を引き寄せ、良いお客様を引き寄せ、良いめぐりを引き寄せる事に結びつくのです。

お花1本100円として、1週間に1本ずつ買ったとしたら1か月4週間で400円です。
400円と水を替える手間を惜しんで今のままが良いか、400円とその手間を惜しまずに行動を起し、自らを高いレベルに向けて一歩を踏み出すのと、どちらがいいですか。
私ならば迷わずに後者を選び、早速明日から行動に移します。

そんなことを新年会の準備を行ないながら思った、本日でした。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。