「いけばな」の魅力や楽しみのキーワードは「お花」。。。ではなく「人」にこそあるのをご存じですか
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こんにちは、内藤正風です。
「WA音華座」まで後約1週間になりました。
この度のイベントは、光風流から特に選抜された20人の皆様と共に、加西市吹奏楽団の皆様とコラボ&デモンストレーションを行ない、その様子を超絶限定された皆様にお越しいただきご覧いただくことになっています。
いや〜、こんなに特色あるイベントを開催することができて、ワクワクが止まりません。
選ばれし人による限られた人のための特別な体験のためのイベント
今回のイベントのコンセプトを一言で言うならば、「選ばれし者による限られた人のための特別な体験のためのイベント」と言えます。
この度の「WA音華座」は私の還暦を記念して開催しましたので、もう2度とはありません。
そんなイベントに私ども光風流からは20人がデモンストレーションを行ないます。光風流会員の中から20名ですから、今回デモンストレーションを行うことができる方は、かなりの高確率を引き当てたと言えます。
「したいなぁ」と思っても、メンバーに選ばれなかったら出来ないわけですし、もう同じことは2度としませんので、高確率を引き当てたられたことがお分かりいただけると思います。
そしてお越しいただくお客様も、デモンストレーションの各回につき30人限定でご予約を受け付けておりますので、通常のいけばな展のように数百人や何千人とかにご覧いただくものではありませんので、30人✖️デモ7回=210人だけの限られた方にのみご覧いただくことができるものになります。
加えて、吹奏楽といけばながデモンストレーションの各回に設けているテーマを、演奏といけばな作品のデモンストレーションで表現するという日ごろにはほとんど見ることのない特別な体験をできる機会になるのですから、「選ばれし人による限られた人のための特別な体験のためのイベント」というのが、決して大袈裟ではないということがご理解いただけるのではないかと思います。
「いけばな」の楽しみのキーワードは「お花」。。。ではなく「人」なんです
いけばなと言うとその魅力はお花による作品だと思われがちです。
確かにいけばな作品を見るのも楽しいですが、一番大きな楽しみは「人」にこそあるのです。
作者が、心を込めて、我が子を生み出すようにして作った作品も、作者という「人」です。
そして作品作りをしているご本人を、温かく見守ってくださっているご家族も「人」です。
いけばな作品の搬入や搬出、生け込みや撤収を自分の事のようにして手伝ってくださる仲間も「人」です。
時間を割いて、作品を見に来てくれる友達も「人」です。
そこに加えて今回のWA音華座の場合、デモンストレーションを見に来てくださる仲間や友達も「人」です。
コラボレーションをする加西市吹奏楽団の皆様も「人」です。
デモンストレーションの様子を写真や動画で撮影をしてくださる栄光社さんも「人」です。
どこをどんな風に切り取っても、全てが「人」なのです。
「人」という要素があるからこそ、楽しさや魅力や達成感や満足感、そして新しい人との繋がりや関係性の深まりという大いなる魅力に結びつくのです。
「いけばな」でみんなを満面の笑顔にし、楽しさに満ち溢れるようにするために、もっともっと自分自身をパワーアップしたい。
いけばな展やこの度のWA音華座は、お越しくださった皆さんにいけばなを通じてて楽しんでいただいています。
しかし実は、見に来てくださっている皆さんの笑顔や激励から、逆に私の方が元気をもらったり活力に結びついたりしているのです。
皆さんが居てくださるからこそ、私はもっともっと頑張って良い作品を生み出すことが出来るようにしたいと思えるし、これからも私の周りの友達や仲間の皆さんを、もっともっと楽しませることができるように進歩してゆきたいと、いつも思っています。
もっと色んな経験をしたい。
色んな経験から得た技術や知識を、皆さんを笑顔にするためにどんどん役立てたい。
みんなを満面の笑顔にし、楽しさに満ち溢れるようにするために、もっともっとパワーアップしたい。
そんな気持ちでいっぱいなのです!!
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。