変化を求められている時代だからこそ、“面白そう“ や “試してみたい“ が成長の秘訣です
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こんにちは、内藤正風です。
今日もお天気が良いので、庭で事務をしています。太陽が気持ちいい〜〜!!!
時代が変化を求めている
一昨年からのコロナ禍で、色んなことを改革したり新しいことに取り組んだりしています。
とはいえ、これは私だけのことではなく、世の中全てがそうなっています。
時代が変化を求め、変革できなかったら遠慮なく淘汰されるという剣を喉元に突き付けられている状態になっており、「やる気のない奴は去れ!!」という世の中になっているのは間違いありません。
初めてのことは何が正解かなんてわからないし、そもそも正解なんて無いのかもしれない
変革したり新しいことに取り組まないといけないと分かっていても、何をどうすればいいのかなんて正直わからないです。だって答えのない問題に向かい合っているのですから。
これいけばなの作品作りでも同じです。基本を学んだその次のステップで「何か面白いことをしたいなぁ。」と思っても、どんなふうに変化したら良いのかわからないって方、けっこう多いんです。
とはいえ、たま~に神様がおりてくることはあるんです。アートの神様がふっと降りてきてお花を生けている自分も楽しいし出来上がった作品も何となくいい感じに出来上がるってことが。
これって決して100%の実力ではないんですよね。きっと芸術の神と言われている弁財天か、あるいは芸能の神と言われているアメノウズメが、楽しい匂いをかがせてくれているのだとは思います。
いずれにしろ、自分なりの世界観で自分なり表現を一定以上の完成度で作品としてコンスタントに生み出すことなんて、最初はできなくて当然なんです。だってこれまでにやったことがないのですから。
そしてどうしたらいいのかも解らなくて当然なんです。だって未知に挑んでいるんですから。
なのでそんな時には「とにかくやってみる」しかないですし、それは全てにおいて同じことが言えると私は思うのです。
何もわからない時には、とにかく行動+ そしてデータ集め
世の中の初めてに立ち向かってゆくときに答えのわかっているものなんてありません。そんな時に大切なのは、とにかく行動する事とデータを集めることです。
これいいんじゃない?とか、面白そうやん!とか、やってみたい!!ってことをやればいいんです。正解も間違いもありません。笑われてもいいんです。
そしてその行なったことが想定通りになったかならなかったかで一喜一憂するのではなく、どこが良かったのか、どこが悪かったのか、なぜうまくいったのか、なぜ良い方向に行かなかったのか、その原因を自分なりに分析したり考え、修正や改善してゆくことこそが次の一歩を生み出す唯一無二の手立てになるのです。
“面白そう“ や “試してみたい“ が成長の秘訣
先月末に開催した「展覧会形式の勉強会」では、色んな新しい取り組みを行ない、そしてデータ集めをしました。
想定の様にならず皆様にご迷惑をおかけすることになったこともありましたし、スムーズに行ったこともあります。
それらの結果を見て、来年開催するときにはこういう方法を取り入れてみようとか、これは来年もそのままやってみようとか、次の一手が構想としてブクブクと頭の中に生まれてきています。
5月21日(土)と22日(日)に開催する「WA音華座」でも、色んな “面白そう“ や “試してみたい“ を盛り込んで開催しますので、どんな結果が出るか今からワクワクしています。
そしてそこで得たデータをこれからの色んなところで転用したり役立てたりもしたいとも思っています。
私自身を進化させ、光風流も進化させ、その事によって皆さんにもっと良いものを今後も提供させていただくことが出来る様に皆さんと一緒に成長してゆきたいと思います。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。