完全予約制+極少人数の教室では、時間を守ることが自分だけではなく仲間の安全を守る事にもなるのです
こんにちは、内藤正風です。
今日は朝からとてもいい天気になりましたね。こんな良い天気ではありますけれども緊急事態宣言が延長されたと言う事で、海や山に出かけることもできない状況の中にあります。
そういう中だからこそ、日常生活の中でいかに楽しみを見つけるかということが大切になってくると思います。
場所を変えるだけで違って見える
「日常生活の中で楽しみを見つけるって言ってもね。。」と思われる方も多いことと思います。
確かに日常生活の中で何か目新しいことを見つけようしようと思っても、もうすでに生活パターンが出来上がってしまっているので全てが日常と言うことになってしまいます。
しかしチョットいつもと場所を変えてみるだけでも、全然イメージが違ってくる事があります。
例えば朝ご飯をお休みの日に食べる時、いつもと同じ食卓で食べるのではなく、お庭やベランダやテラスなどに出てお食事をしてみてはいかがでしょう。
お庭もテラスもベランダもないよって言われる方は、窓際に机を持っていって、その窓から外を見ながら食事をしてみてはいかがでしょうか。
陽の光を浴びながら、あるいは風を頬に感じながら、外の鳥の鳴き声や子供の声などを聴きながら食事をするだけで、全然違った空間を楽しむ事ができると思います。
いけばなのお稽古も緊急事態宣言に合わせて開催しています
私どもの本部いけばな教室のお稽古も、緊急事態宣言が発令されている間はいつもと少し様子を変えて開催をしています。
コロナの感染防止ということで、マスク着用、手指消毒、検温、ソーシャルディスタンスなどは昨年からずっと行っております。
そしてこの緊急事態宣言下においては、それにプラスして「完全予約制」と「極少人数」にして開催をしております。
この完全予約制+極少人数での教室ですが、皆さんにご不自由をかけているのは言うまでもないことですが、思いのほか好評でお越しいただいた方にも喜んでいただいている側面もあります。
それは時間を決めて集中してお稽古ができる。少人数でしっかりとお稽古をすることができる。1日のスケジュールの中でここでお稽古するということを決めて行動するので1日が充実する。と言う様なご意見もいただいております。
確かに緊急事態宣言によってできないこともたくさん増えております。
しかしできないことに目を向けて文句を言うのではなく、その中で新たな取り組みや新たな可能性を見つけそして発展していきたいなと思っております。
皆さんの協力がなければ、完全予約制+極少人数の意味が無くなってしまう
とは言え完全予約制+極少人数での教室の開催は、皆さんのご理解とご協力がないと安心安全に開催することができません。
その中でも特に大切なのは「時間を守る」と言うことです。
例えばお越しになられている方が「もう少しお稽古したいので、ちょっとだけ・・」って予定の時間よりも長く教室に残られたり、あるいは予約の時間よりも早く到着したので・・ってことで教室に早く入ってこられたりと言うことがありますと、人数制限をしていることがそもそも崩れてしまうようになります。
あと光風流の皆様には本部いけばな教室のご予約状況は公開しているのですけれども、その予約の表を見て「あーこの時間は予約が1枠空いてるから私行こう」と言うふうな形で、急にお越しになられことも控えていただきたいと思います。
何故なら、同じような考えの方が複数おられて1枠空いているところに3人の方がもし来られたとしたらどうなるでしょうか。
ええ、人数制限の意味がなくなってしまうのです。
これは自分だけのことではなく、相手も守り安心してお稽古をしていただくことでもありますので、大切にしなければならないと思います。
ぜひご理解をいただくようにお願いしたいと思います。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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